新著『なぜ改革は合理的に失敗するのかー改革の不条理』
ここ数日、恐ろしく忙しい日々だった。入試あり、原稿ありで、ブログを書く暇も惜しかった。
さて、やっと新著『なぜ改革は合理的に失敗するのかー改革の不条理』朝日新聞社の原稿が出来上がってきた。とにかく急いで書いているので、内容が完全に整理されているわけではない。
しかし、全体としては面白くなっていると思う。
今回は、企業のことだけではなく、はじめて政治や社会や歴史の不条理も扱っている。しかも、「改革」をキーワードにしている。
この本で、気付いたのは、改革の不条理には二つあることだ。
(1)ネガティブな改革の不条理ー改革をしないことが合理的だという不条理
(2)ポジティブな改革の不条理ー改悪していくことが合理的だという不条理
関心のある人はぜひ購読してほしい。
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次は、ドラッカーの本だ。
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