いまだ採点中
試験の採点ももう一息だ。
毎年そうなのだが、学生は予想問題とそれ解答を持ち込んでいる学生が多い。こうした学生は、最初からそれを映して書こうとするので、困ったことが起こる。
すなわち、実際の問題を正確に読まないで、持ち込んだコピーに書かれた予想問題と解答にしたがって、勝手に問題を自分で解釈し、勝手に間違った答えを強引に書き写してしまうケースが多いということだ。
したがって、こちらは「こんな問題だしていないのだが・・・・・」となる。
今回の私の試験は、理解している人には時間内に書ける問題なのだが、理解していない(勝手に問題を自己解釈している)学生にとっては異常にたくさん書かなければならない問題に見えたはずだ。(そんな問題出すわけがない)
そういった学生は、大抵4問中3問しか書けていない。ひたすら教科書を映して、自爆したという感じだ。しかし、だからといって、そういった学生を落としているわけではない。それなりに救ってはいる。
また、今回の問題では、「講義で説明した理論を使って説明しなさい」という問題なのに、教えたこともない理論を勝手使っている人もたくさんいた。これは、駄目。
ということで、今回は講義に出た人と出ない人を区別できるような問題だったかもしれない。
あと、もう一息。
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