本当の白熱教室を見たかったら
これまでのNHKの日本の白熱教室には興ざめしたが、最近、慶應のビジネススクールの高木先生がやっているという噂を、出版社の方から聞いた。きっと面白いのかもしれない。
ビジネスくクールも、この不況で生徒集めが大変なんだろうなあ~と、余計な心配をしてしまった。
さて、日本の大学で本当に白熱教室をみたかったならば、どこでみられるのか。答えは簡単だ。インゼミだ。
たとえば、慶大**ゼミVS早稲田の**ゼミとか、一橋の**ゼミVS慶大**ゼミ、東大の*ゼミVS早稲田**ゼミだ。
異文化交流であり、これほど学生にとっても、ゼミの先生にしても、関心がある場面はない。これは学生も燃えるようだ。やはり、これは一種の戦いだからだ。白熱するものだ。
NHKもこういった企画をすれば、いまの学生がどれだけレベルが高いかもわかると思う。授業なんて、レベル低くてだめだ。日本の大学のコアは、ゼミなのだ。ゼミを中心として発展してきたのだ。
慶應義塾は基本的にゼミで勉強しているのであって、講義ではない。このようなゼミ中心の日本の大学の伝統に注目してほしいものだ。
入ゼミ試験から白熱しているくらいだ。
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