慶応大学菊澤ゼミナールHP

私の趣味

新制度派経済学と限定合理アプローチの本

経営哲学学会HP

« サッカーには感動した! | トップページ | いまだ採点中 »

2011年2月 1日 (火)

サッカーの勢いからみる日本の現状

 私は、サッカーには詳しくないのだが、日本のサッカー選手もたぶんレベルが上がってきたのだろうと思うことがある。

 中田英寿という選手の名前ももう思い出せないくらいだ。彼は力があったのだろうと思うが、やはり「日本の中田」であって、「中田の日本」ではなかったと思う。つまり、日本のソニーや任天堂、キャノン、など日本の有名企業ががんばっていて、そのような有名な会社がある国日本のサッカー選手という感じだったと思う。

 この点は、経営学者もそうだ。学者としては駄目だが、日本企業ががんばっているので、外国人は日本の経営学者に関心をもってくれるのだ。

 しかし、いまはそうではなくなりつつある。長友の日本、香川の日本、長谷部の日本だ。つまり、彼らのおかげで、日本が有名になりつつある。

 いま、日本人は昔のようにエコノミック・アニマルと言われなくなった。むしろ、いまはそのような元気がほしいほど、日本の経済は元気がない。アニマルスピリッツだ。

 しかし、単に元気がないというのではなく、実は「日本は成熟」してきたのだと思うことがある。経済は中国に負けて、3位と落ち目だが、スポーツ分野、音楽分野、芸術分野ではすごいという人がたくさん出てきている。野球、サッカー、スケート、ピアノ、バレイ。これはこれでいいいことなのではないか。

« サッカーには感動した! | トップページ | いまだ採点中 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: サッカーの勢いからみる日本の現状:

« サッカーには感動した! | トップページ | いまだ採点中 »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31