私の論文がダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レヴューに登場します。
12月10日発売のダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レヴューで、私の論文が掲載されます。
山本七平の空気論を取引コスト理論にもとづいて分析した内容となっています。空気論の現代的な解釈です。
私は「空気ははじから存在する」という全体主義的なアプローチはとりません。あくまでも、個々人が損得計算し、その計算結果として反対発言することは「損」だと合理的に判断し、沈黙した結果、「空気」が生まれるのだと思っています。頭のいい組織では、全員が損得計算し、結果が一致します。つまり、言わない方がとくだということです。このようなアプローチは方法論的個人主義です。
関心あるひとはぜひ購入して読んでみてください。
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