『企業の不条理』第6章 原子力産業の不条理
明日の日大経済学部の講義では、『企業の不条理』第6章原子力産業の不条理を説明する。実は、この章は、新制度派経済学の限界を認識させてくれる内容となっている。
完全安全性と経済合理的安全性が一致しないという不条理について説明する。われわれが経済合理的に行動しようとすると、完全安全性から乖離してしまうのだ。より安全な方向へ進むには、むしろ経済合理性を捨ている必要があるのだ。
以上のことがなぜ言えるのか。ぜひ『企業の不条理』を買って読んでほしい。
アマゾンでも残り1冊になっているが、補充に時間がかかるかなあ~
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