「ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー」の最終原稿 取引コスト理論
昨日、12月10日発売の「ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レヴュー」の最終稿が届いた。私の論文は「合理的に失敗する組織ー戦艦大和特攻作戦で再現する」である。
●DHBR http://www.dhbr.net/next.html
とにかく、挿絵が非常にカッコいい。感動した。ぜひ手にとって見てほしい。
今回は、山本七平の「空気論」への挑戦的内容となっている。先にも述べたが、彼は全体主義的に空気をとらえているが、私は方法論的個人主義的にとらえている。
私は、取引コスト理論にもとづいて、個々人が取引コストを含む人間関係上の見えないコストを認識し、合理的に空気を生み出しているのだといいたい。
関心があれば、ぜひ一読してほしい。新しい空気論を展開したつもりである。
それから、新著もお願いしたい。
●アマゾン『企業の不条理』中央経済社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4502680206/kikuzawakensh-22
●菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
新書『戦略の不条」
「組織の不条理」
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