ウィリアムソン教授の講演
先週の土曜日、ウィリアムソンの講演が学習院大学であった。これまで、U-tubeで何度もウィリアムソンの映像は見ていたので、ある程度は予想はしていた。予想通り、聞き取りにくい英語で、しかも声も小さく、聞きづらかった。
それにもまして、隣の人の咳(せき)がひどくて、そちらがもっと気になった。すると、連鎖するように、別のひとも咳をする始末だ。
私の教え子たちも、この講演に来ていた。その中に英語がうまい人がいて、ウィリアムソンに質問の機会を狙っていたのだが、結局、途中で寝ている始末だった。
講演内容も、自分の自伝を語っているうちに時間がなくなってしまった。まあ、年配なので、お愛嬌ということで。
私自身は、個人的に実物を見れただけで、良かった。十分満足できた。
帰宅し、テレビをみると、サンデル教授の白熱教室の特集をやっていた。サンデル教授の以下の言葉に驚いた。ついさっき見た光景ではないかと思った。
「面白い話をしていると、だれも咳(セキ)をしないが、話がつまらないとあちらこちらに咳をするひとがでてくるものだ。教師の方も考えなければならない」 byサンデル
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