日テレのスト、いつかどこかでみた光景
以下の記事によると、日テレが9月1日の24時間のストでは足りず、今回は36時間にストを延長したようだ。問題は、賃金改定にあるようだ。つまり、賃下げに対する抗議だろう。
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/rl-20101001-3770/1.htm
記事は、もともと給与が高いマスコミ、とくにテレビ局の職員が給与をめぐってストをすることに対するひややかな内容だ。この不況に、おめでたい、ということだろう。
他のほとんどの業種の企業の従業員や公務員は、現在の不況に対応してもともと安い給与をさらに削られている。しかし、従業員がストを起こしたという話しは、あまり聞かない。
このズレはどういうことか。
そういえば、デジャブーで、同じ光景を前に見たことがある。はやり不況で、ほとんどの業界が賃下げをし、それを受け入れざるを得ない状況であったにもかかわらず、賃上げ要求をしてストを敢行した会社があった。
航空会社だった。
そのとき、思った。これだけ環境を認識できず、適応できない会社は社会的圧力によって淘汰されるだろうなあ~と。
そうならないよう祈りたい。
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