新著『企業の不条理』第2章について
新著『企業の不条理』が店頭にならびはじめた。この本は、どうも店員にとっては、分類が難しい本のようだ。
ある本屋では、企業の不祥事・コンプライアンスのところに置いてあった。別のところでは、企業情報問題のところにあった。また、別のことろでは、経済学のところにあった。
私の意図としては、経営学、組織論、戦略論のところに置いてほしいのだが、どうも意図が伝わっていないのかもしれない。
ところで、この新著「企業の不条理」を、後期に日大で講義している。今度は、第2章 銀行の不条理について講義する。
なぜ1980年代日本のバブルは起きたのか。そこに銀行はどのように関与したのか。それは、完全に合理的行動だったのか。あるいは感情的な行動だったのか。実は、銀行は合理的に失敗したのだ。これを取引コスト理論で説明する予定である。
関心のある人は、ぜひ本を購入してほしい。
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