坂本龍馬は取引コスト節約者だ
NHKの大河ドラマ龍馬伝はおもしろい。とくに、薩摩と長州とが同盟を組む薩長同盟へのプロセスが面白い。
本来、薩摩と長州が相互に手を組むことは、日本にとって効率的な効果をもたらす。しかし、両国はこれまでのいきさつから相互に憎しみ合い、それゆえ両者が直接交渉取引することは難しい。非常に取引コストが高いのだ。
こうした状況で、登場しているのが坂本龍馬だ。まさに、彼は薩長間に発生する取引コストを節約し、薩長同盟を結ばせた。取引コスト節約者なのだ。こうして、日本の歴史は動いて行った。
ドラマの高杉晋作はかっこいいなあ~
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