ドラッカーの言葉は熱い。魂の叫びだからだ。
10月12日から、慶大丸内キャンパスのアゴラ講座でドラッカーの講義を6回にわたって行う。関心のある人はぜひ参加してほしい。
●慶大丸内キャンパス「ドラッカー再発見」菊澤
http://www.sekigaku-agora.net/course/kikuzawa_kensyu2010.html
ドラッカーはたくさん本を書いているので、彼のマネジメントの本質を理解するのは難しい。彼のマネジメントの本質を知る方法はたくさんあるだろう。しかし、やはり、彼の原点となる書作に戻ることが正攻法であろう。自分自身のことを考えても、結局、自分の原点は若い時に勉強したことにあり、そこで学んだことを一貫して利用しているのだ。
ドラッカーの処女作は、『経済人の終わり』である。その出だしの文章が熱い。
「本書は政治の書である」
「本書には明確な政治目的がある。」
「自由を脅かす専制に対抗し、自由を守る意思を固めることである」
このようなドラッカーが、なぜマネジメントの世界に入ってきたのか。みなさんとともに考えてみたい。
« カントに忠実であったがゆえに、ウェーバーはジレンマに陥った。その知的誠実さと知的廉直さに乾杯。 | トップページ | 徴兵制、兵役制については、考えさせられる »
「●ドラッカー」カテゴリの記事
- すでに起こった未来(2016.07.05)
- ドラッカーの凄さ(2016.07.04)
- クリステンセンがドラッカーについて語る(2014.11.25)
- 最後に頼るのはルールか良心か(2014.08.20)
- 自由とヨーロピアン知の巨人(2014.05.27)
« カントに忠実であったがゆえに、ウェーバーはジレンマに陥った。その知的誠実さと知的廉直さに乾杯。 | トップページ | 徴兵制、兵役制については、考えさせられる »
コメント