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2010年9月21日 (火)

ドラッカーの言葉は熱い。魂の叫びだからだ。

 10月12日から、慶大丸内キャンパスのアゴラ講座でドラッカーの講義を6回にわたって行う。関心のある人はぜひ参加してほしい。

●慶大丸内キャンパス「ドラッカー再発見」菊澤

http://www.sekigaku-agora.net/course/kikuzawa_kensyu2010.html

 ドラッカーはたくさん本を書いているので、彼のマネジメントの本質を理解するのは難しい。彼のマネジメントの本質を知る方法はたくさんあるだろう。しかし、やはり、彼の原点となる書作に戻ることが正攻法であろう。自分自身のことを考えても、結局、自分の原点は若い時に勉強したことにあり、そこで学んだことを一貫して利用しているのだ。

 ドラッカーの処女作は、『経済人の終わり』である。その出だしの文章が熱い。

「本書は政治の書である」

「本書には明確な政治目的がある。」

「自由を脅かす専制に対抗し、自由を守る意思を固めることである」

このようなドラッカーが、なぜマネジメントの世界に入ってきたのか。みなさんとともに考えてみたい。

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