新しい編著の初校と空気の研究の原稿
昨日、中央経済社の市田さんから、秋の新著『企業の不条理(仮題)』の初校が出来上がったとの知らせを受けた。この本は、私の教え子たちとの共同の本であり、全部で10章からなっている。思ったほどページも多くなく、240ページぐらいになりそうだ。内容は面白く、私がこれまで研究してきた不条理シリーズの一つと見ていただければ、ありがたい。また、前回の『業界分析 組織の経済学』中央経済社の第二弾でもある。
さらに、本日、もうひとつ、このブログでも紹介したが、空気に関する論文もほぼ完成し、ダイヤモンド社に原稿を送った。戦艦大和の沖縄特攻への空気決定を、新制度派経済学を使って科学する内容となっている。山本七平の空気論への挑戦でもある。秋のダイヤモンドHBRに掲載される予定なのだが、内容がつまらないといわれ、ボツにならなければいいのだが・・・・
個人的には、挑戦的で面白い内容になったと少しだけ満足してるのだが、少しアカデミックかもしれない点が、不安。
以上、関心のある人はぜひ購読お願いします。
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