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2010年8月31日 (火)

ドラッカーが経営管理者に求める究極の要素とは?

 ドラッカーの本を読むと、そこには経営管理者には何が必要か、いろんなことが書いてある。ドラッカーの癖は、オーストリー学派的で、「これに関する条件は3つある」とか、「これを実現する方法は4つしかない」といった形で、整理するのが非常にうまい。大抵、3が好きなようだ。

 そして、それを解説し、それを会得するようにといういろんな解説書が、ドラッカーの解説本として世間に出回る。読みやすいように、二色刷りの本だったり、マンガだったり、物語風だったりして。

 そして、それをビジネスマンは購入し、そしてドラッカーがいっていることを実践するのだろう。もしかしたら、それによって偶然昇進するかもしれない。また、上司に褒められるかもしれない。

 しかし、私はドラッカーの本を読んで思うことは、ドラッカーが経営管理者に求めることは極めて簡単だ。それは、たぶん学べない。天性のものだ。それを表す、ドラッカーの言葉をみなさんに贈りたい。

「マネジメントについていかなる専門教育を受けていようとも、経営管理者にとって決定的に重要なものは、教育やスキルではない。それは真摯さである。」

「知識や概念の教育だけでは、経営管理者は明日の課題を果たすことができない。明日の経営管理者は、仕事ができればできるほど真摯さを求められる。」

ドラッカーに関心のある人は、慶應MCC夕学プレミアム『agora』(アゴラ)で

お会いましょう。

http://www.sekigaku-agora.net/

http://www.sekigaku-agora.net/course/kikuzawa_kensyu2010.html

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