沖縄部会での問題提起
先週は、沖縄琉球大学の経営哲学学会に参加した。3人の先生の報告はいずれも水準が高く、大変、勉強になった。
とくに、最後の大城先生の報告は沖縄人として立場を明確に打ち出し、まさに哲学的な問題を提起していた。
衝撃的だったのは、そこで紹介されたアンケートの結果だ。私は、普段、インタヴュー・アンケートというものをあまり信じなのだが、これは興味深かった。
沖縄人のアイデンティティ 2007年の調査
Q:あなたは日本人ですか、沖縄人ですか?
私は沖縄人である(41.6%)
私は沖縄人かつ日本人である(29.7%)
私は日本人である(25.5%)(年配の人が多い)
普天間問題に関して、沖縄の人々は戦略的に合理的にしたたかに生きてゆくのか。あるいは、沖縄人としての文化・理念を追求して行くのか。難しい問題だ。
・・・・・・・
沖縄にある青い空、青い海、治安の良さを考えると、私は個人的に、沖縄が、ハワイのように、プーケットのように、ぺナンのようになってほしい。琉球大学観光学学部長の牛窪先生、がんばってください~
« 政治家と学者 | トップページ | 日本能率協会での講演 »
「10)経営哲学学会」カテゴリの記事
- 再:経営哲学学会関東部会(非会員の方もOK)(2018.06.07)
- 経営哲学学会関東部会のお知らせ(2018.05.08)
- 関東部会終了(2017.07.02)
- 6月17日土曜日 経営哲学学会関東部会のお誘い(2017.05.22)
- 経営哲学学会関東部会:お礼(2016.06.20)
コメント