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2010年3月

2010年3月30日 (火)

慶応義塾逗葉ヨットクラブがんばれ

 今日、慶応義塾逗葉ヨットクラブのOBの方々と会った。いま、部員が少なくなり、OBとしてなんとか頑張りたいというお話を聞いた。50年も続く、伝統のあるクラブであり、これまでかなり良い成績も残してきた。

 実は、私はこれまでまったくヨットには関心がなかった。すぐに船酔いをする性質で、体にあわないのだろう。ところが、偶然、このクラブの顧問のような立場になってしまった。

 前任者は樫原先生だった。樫原先生が定年で退職されるということで、いろんな先生に声をかけていたようだが、結局、見つからなかった。そこで、半ば強制的に私にまわってきたのだ。

 こんな頼りない私なのだが、何かの縁があるのだろう。ぜひ部員には頑張ってほしいと願っている。

 本日、OBの方々にお会いし、いろいろとお話し、その熱い思いが伝わった。現代の若者の傾向も、環境も、時代も少しずつ変化している。私自身、戸惑うことも多い。しかし、何とか適応してほしいものだ。

国立大学の格付け

 国立大学の格付けが発表された。1位が奈良先端科学技術大学院大学、東大が6位、京都大学10位だ。この順位にしたがって、文部科学省からの補助金の増額がかわるというわけだ。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1003/26/news068.html

 この格付けの基準は、文科省が設定する基準である。このような状況は、国立大学間に競争意識を植えつけるのにいいのかもしれない。

 しかし、何かおかしくないだろうか?

 米国の大学のランキング、とくにビジネス・スクールのランキングは比較的明快だ。たとえば主要な基準は卒業生の初任給の額であり、お金だ。ドルだ。(もちろん、その他いくつかの項目もあるようだが)。能力の無い卒業生を送り出すと、その大学出身者の初任給は徐々に下がって行く。そこで、大学も戦略的にいろいろと考える。入り口から良い学生を取るか、中で育てて送り出すか。

 このような米国の状況を理解すると、上記の日本のシステムでは大学が学生や社会に目を向けるよりも、文科省ばかり見て大学経営が展開される可能性がある。学生や社会には評判が薄くても、文科省には評判がいいという大学も出てくるだろう。

 不条理な大学、つまり合理的に失敗する大学がでてくるだろう。もしかしたら、文科省の天下りが一番多い大学が、一番格付けが高かったりして(これはジョークだが)・・・・・・・?

まあ、私立中心の米国と日本のように国立的な私立(補助金をもうらう)や私立のような国立(学費を取る)といった奇妙な仕組みとは比べることはできないのだが。

2010年3月29日 (月)

龍馬伝

 NHKの龍馬伝を見ているが、おもしろい。しかし、見ている最中に、ふと頭をよぎるのは、福山雅治の龍馬がカッコよすぎて、本当はこんなカッコよくないんだけどなあ~と思ってしまう。そして、ついでに龍馬って、何が偉かったかなあ~と思ってしまう。坂本竜馬の本も30年も前に読んだので、もう忘れてしまった。

 これに対して、三菱グループから、岩崎弥太郎が汚すぎるというクレームが来ているようだが、私個人も少しやりすぎかなあという感じがする。(いまは多少よくなったが)また、意図的に全体が茶色のセピア色で画面を取っているようだが、個人的にはすっきりした映像にしてほしい。

 そんなところよりも、登場人物の顔、表情と心理的側面と精神的な側面との相互作用関係をみたいのだ。そこがドラマの面白さだ。前にも書いたが、そういった相互作用をいやというほど見せてくれるのが、韓国ドラマだ。とくに、華麗なる遺産では、それが多いので、とても面白い。

 吉田東洋は、非常に迫力があって、とてもいい演技だと思う。何か惹かれる。今回で、死んでしまって残念。

 これから、龍馬は勝海舟と会うのだろうと思うが、楽しみだ。

2010年3月27日 (土)

春の京都

 久しぶりに京都にいった。年に何回か京都にいっているのだが、いつも新幹線口にあるPHPに行き、その隣にある新都ホテルに泊まって、またすぐ帰るというのがこれまでのパターンだ。

 今回は、久しぶりに観光した。金閣寺、嵐山、清水寺。たくさん歩いた。とにかく歩いた。また、今回のホテルは少し不便な位置にあったのだが、石原良純さんを見ることがでたので、たぶんこのホテルはそれほど悪くないんだと確認できた。

 しかし、京都のバスは本当に分かりにくい。ニューヨークと違って。苦労した。もう当分いいかな。

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菊澤ゼミ第5期生のゼミのテーマは国際比較経営で

 菊澤ゼミ5期生のゼミのテーマは、国際比較経営で行こうかと思っている。実は、私は慶大にもどってくるまでは、防衛大でも中央大でもそして横浜国大でも、国際比較経営論を専門としていたのだ。もちろん、国際比較経営論の講義もできる。

 私は、もととも学部や大学院ではドイツ経営学を研究しており、その後、アメリカ経営学の研究に移行したために、日米独の比較経営ができるのだ。ただし、単純な比較研究ではない。新制度派経済学、組織の経済学にもとづく、比較経営論だ。

 今年は、英語が得意な学生が多く入ってきたので、国際比較経営をテーマにゼミをしようかと思っている。これまでも、事例は日米独経営の比較が多かったのだが、今年は、意識して、日米独比較経営、日米独比較コーポレート・ガバナンスに取り組んでみたい。

 ドイツ年の記念会議で報告したパワーポイントを紹介したい。ドイツのある先生が私の報告に関心をもってくれた。報告後も、話にきてくれたのだが、私も疲れて適当にあいさつして終わった。

 その人がまさかドイツ・コーポレート・ガバナンス規範(コーデックス)作成者の中心人物であるヴェルダー先生だったとはあとで気がついてびっくりした。もっと話をしておけばよかった。(写真の人。後ろにいるおじいさんは、アルバッハ先生でドイツ経営経営経済学会で一番偉い人かもしれない。このときも、横にいる人があのヴェルダーさんだとは、知らなかった。無知は怖いなあ~)

「kk.ppt」をダウンロード

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ヴェルダー教授については、

http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC+%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%A6%8F%E7%AF%84

新しい本の編著

 現在、菊澤研究室出身者および菊澤研究室関係者との共同本を編集中である。もう少しで完成する。内容はおもしろい。また、菊澤研究室のレベルを世に問う内容になっていると思う。(それほど大げさなものではないが・・・・・・)

 この本は、2006年に中央経済社から出版した『業界分析 組織の経済学』の第二弾だ。新制度派経済学と行動経済学を用いて、さまざまな業界や産業を分析する内容となっている。今回は、以下のような内容となる予定である。

関心のある人はぜひ購入してもらいたい。今後も少しずつ紹介して行きます。

第一部 私企業の不条理1-コーポレート・ガバナンス

第二部 私企業の不条理2-ビジネス・アドミストレーション

第三部 公企業の不条理ーパブリック・マネジメント

前回の本は以下のものです。

菊澤研宗編著: 組織の経済学―業界分析

業界分析 組織の経済学―新制度派経済学の応用

2010年3月26日 (金)

入ゼミ試験について

 昨日、菊澤ゼミ5期の入ゼミ試験を行った。このブログを見ている合格者の2年生はおめでとう。同期のレベルはかなり高いので、みんなさらに上を目指してほしいと思います。

 私の慶大時代のゼミの指導教授である故小島先生には怒られそうだが、小島ゼミにくらべて菊澤ゼミの学生の方が絶対に優秀だなあ~と思っている。年々、レベルが上がって行く感じだ。

 しかし、今回、入ゼミの選考の場で、3年生から菊澤ゼミは今後どこに向かって行くのか?という問いがでた。少人数でもよりレベルの高い学生だけを集めることを目指すのか、あるいは全体として上もあり下もあり、厳しくもあり楽しくもあり大人数のゼミを目指すのか?

 困った問題だ。私自身も信念があるわけではない。結局、その中間を行く形で、二次募集を行う。個人的には、誠実な嘘のない人間が好きなので、一人でも多く受けてほしい。三田での2年間はゼミで決まると思います。

 私の個人的な経験からもゼミはいろんな意味で楽しかったなあ~という印象は強く残っています。もちろん、楽しいというの意味は文字通りラクという意味ではなく、同期の人間といろんなことを一生懸命したということですが・・・・

 

  

 

2010年3月20日 (土)

韓国ドラマの魅力

 最近、また韓国ドラマにはまっている。先日、最終回になったが、深夜にやっていた「エデンの東」はおもしろかった。そして、いまは「華麗なる遺産」というドラマが大変面白い。日本のドラマよりも断然面白い。何が違うのか。

 韓国のドラマは、家族、血縁の問題が色濃くでている。また、悪者がはっきりしていて分かりやすい。さらに、登場人物がかわいいし、カッコいい。いろんな点が面白いのだが、私はもっともおもしろいと感じているのは、そのような物理的世界の側面ではない。

 やはり、韓国ドラマでは、何か人間と人間の精神的な戦い、精神的な恋愛感情の動き、そういったことが、実にうまく表現されていて、そこが本当に面白いのだ。つまり、心理的で知性的側面が面白いのだ。そして、それがわれわれの胸を熱くするのだ。

 日本のドラマはそこを見失い、リアリズムと称して、物理的肉体的世界を追求し、不必要に多くの濡れ場を提供した。とくに、戦争映画なんかに濡れ場はいらないのだ!本当にばかヤローといいたい番組や映画がある。

 確か、この間、正確な題名はわすれたが「男たちの大和」というような映画、あれにはもう呆れた。濡れ場など不要だ!テレビで放映されたので、子供たちと一緒に見ていたが、もうあきれた。(それに比べて、硫黄島は良かった。)

 ということで、日本のドラマや映画も戦略を考えてほしいものだ。もう物理的一元論から脱却してほしい。

医療崩壊問題

 先日、医療問題について講演する機会があった。とにかく、この医療問題は奥が深く、また錯綜しており、複雑な世界だ。問題もたくさんあり、短時間ではとても解決ができない。そして、また、問題も分かりにくい。

 さらに、経済・経営分野の研究者からみると、この分野はマイナーなイメージの分野なので、多くの研究者はこの分野を研究しようとしない。こういうと、おかしな感じがするかもしれない。こんな重要な分野を、と。

 しかし、研究のメインストリームを進む研究者は大抵王道を通って行くものだ。その方が後に応用も利くのだ。最初から、特定の分野に行くのは、ある意味で、最初から負けを認めた学者という印象もあるのだ。

 ともかく、われわれとしては国民の医療の安全性を維持し確保するためにも、つねに医療問題に注目してゆく必要はあるだろう。しかし、勤務医、外科、緊急医療関係などの待遇に関して、大ざっぱな経済政策ではなく、きめ細やかな経営学的な政策・戦略が必要かもしれない。

 しかし、このような経済・経営的に政策には必ず、政治的な反作用が起こるものだ。だから難しいのだ。

 同じような分野として、教育問題がある。この問題も、医療問題と同じように深刻だ。

 

日本の間接アプローチ戦略の勝利

 日本は、これまで「戦略思考」に弱い国であった。「正々堂々と」「ヘアープレイ」「誠実に」。

いずれの言葉も「直接アプローチ戦略」を連想させる言葉だ。モノづくりに熱心なので、どうしても「管理論」や「組織論」が中心的な経営のテーマになってしまう。

 しかし、今回の黒マグロ禁輸をめぐる日本のアプローチは、完全なる「間接アプローチ戦略」の勝利だった。日本もついに戦略思考を身に付けたという印象をうけた。以下は、会心の戦略的成功を意味する記事だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100320-00000117-yom-bus_all

ヨーロッパ諸国は、戦略思考に長けている。日本は、それを卑怯とか、汚いとか思わず、今後も多く学んで吸収する必要がある。まさに、そういった柔軟な吸収力こそが日本の伝統でもあるのだ。

 こういった意味で、今回の黒マグロ問題はおもしろかった。日本にも、イギリスのチャーチルのような人物が必要だ。

2010年3月14日 (日)

昨日の経営哲学学会とその後の予定

 昨日の経営哲学学会は大成功だった。と個人的には思っている。60名の参加者があり、熱い議論が展開された。

 報告者を慎重に選び、お願いし、調整するのに、本当に苦労したが、その苦労が報われた。とても良い学会であったと思う。

 また、今回、手伝ってくれた大学院生や関係者には大変感謝している。

 さらに、私のブログをみて参加してくれた方々にも大変感謝している。十分に対応できず、とても申し訳なく思っております。これに限らず、今後も参加していただければ幸いです。

 しかし、これで私の仕事が終わって、休めるわけではない。

●火曜日には、拙著『戦略の不条理』に関連した講義をCD化し、録音することが決定しており、その原稿を完成させる必要がある。

●また、水曜日には、東京大学医科学研究所で「医療崩壊について新制度派経済学で分析したお話」を講演することになっている。

●さらに、木曜日は、中部産業連盟の方と会う予定である。

●そして、奈良工業会の依頼で、「組織は合理的に失敗する」について講演も予定している。

●さらに、朝日カルチャー・センターでも、ヴィリアムソンの取引コスト理論を中心に「組織の経済学」を講義する予定ですので、関心のある人はぜひ参加していただけるとありがたいと思います。

http://www.asahiculture-shinjuku.com/kogakuin/koza/2010/02/4255.html

 かなり疲れているが、なんとか頑張りたい。

2010年3月11日 (木)

今年のテーマはドラッカー

 先日、慶応丸の内キャンパスの城取部長とあった。そして、秋のアゴラの講座では、ドラッカーをやることに決定した。

慶応丸の内キャンパス KEIO MCC

http://www.sekigaku-agora.net/

 ドラッカーはかつて三戸公先生をはじめ、経営学会の重鎮たちが熱心に研究していた。なぜか。彼の学説には哲学的な深みがあるからであろう。

 しかし、最近、経営学会では、だれもドラッカーをやらなくなった。その代わりに、ビジネスの業界で、ドラッカーがもてはやされている。奇妙な現象だ。

 私自身、大学の講義で、ドラッカーについて講義したことは何度もある。しかし、会社員の方は、私がドラッカーについて知っていることなど、ほとんど知らないと思うので、今年は、光文社新書でドラッカーを書く予定だ。

 光文社新書でおもしろいドラッカー論を書いて、慶大丸の内キャンパスでおもしろいドッラカー講座を社会人のために開きたいと思っているので、ぜひ感心のある人はご参加いただきたい。

 このブログでも、これからドラッカーを取り上げていきます。今年のテーマはドラッカーです。

2010年3月 8日 (月)

魅力的な人とは

 「魅力的な人というのはどういう人ですか?」と聞かれたことがある。

難しい質問だ。美女と美男子はもちろん魅力的だ。しかし、そんなことを、私から聞きたいたわけではないだろう。そうすると、この問題は、とても難しい問題だ。

 実は、学会には、前からこの先生は何か魅力ある先生だなあ~と思っていた先生がいる。結構、年配の先生だが、若い感じの先生だ。もちろん、その先生はみんなに人気があると思う。私も、その先生のことが好きだ。何か魅力があるのだ。

 その魅力が何なんだろう?実は前々から思っていた。どこに魅力があるのか、なんとなく不思議に思っていた。しかし、何か言葉にできないのだ。あの「暗黙知」かと思ったりもした。

 しかし、ある学会であったときにわかった。その魅力が何か。シンプルなことだ。

 その先生は、偉い先生なのだが、実は何でも素直に感動してくれるのだ。そこに、魅力があるのだ。自分の立場や偉さを無視して、「今日の報告はおもしろかったね~。驚いたよ~。凄いな~。」

 一緒にいても嬉しくなるのだ。あんなに偉いのに、子供のにように、どんな小さいことでも、感心してくれたり、感動してくれたり、してくれて本当に若々しいのだ。新しいことを教えてもらって感動したという感じなのだ。

 なあ~んだ。簡単なことだ、と思うかもしれない。しかし、人前で、素直に感動を示すことは、実はとても難しいのだ。なぜか。私たちは自分の負けを認めたくないので、ついつい凄いことに出くわしても、強がって「たしたことはない」といってしまうのだ。

        しかし、これは魅力的ではない。

        素直に、天真爛漫に感動し、それを素直に表す。

私は、そんな人間が魅力的だと思う。それが彼女であれ、彼氏であれ、そんな人が本当に魅力的だと思う。

 

 

 

2010年3月 4日 (木)

FREEの時代

マックが好調だ。タダの時代。まさに「FREE」の時代だ

好調の原因は、一方で「おいしい無料コーヒー」を提供し、他方でニューヨークバーガーなどの高価な商品も販売するという両面戦略だということらしい。

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/aera-20100304-01/1.htm

しかし、FREEというのはなにもないということではないだろう。「タダほど高いものはない」という言葉があるように、それは目に見える物理的世界ではタダなのだが、別の世界では何かが実在していると考えていいだろう。

 私が主張しているキュービック・グランド・ストラテジー(立体的大戦略)でいえば、物理的世界ではタダだということであり、それが人間の心理的世界や知性的世界へ影響を与え、そして再び逆に知性的世界から心理的世界へ、そして物理的世界で高価な製品を購入するという非常に良い相互作用を生み出しているのだろう。

物理的世界(タダ)→心理的世界→知性的世界→心理的世界→物理的世界(高価なバーガー)・・・・・・・・・・ FREEについてはもう少し分析する必要がある

 フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

2010年3月 3日 (水)

拙著『組織の不条理』について

 拙著『組織の不条理』ダイヤモンド社が日経のトップリーダーで紹介されているので、関心のある人はみてください。

●日経のトップリーダー●

http://nvc.nikkeibp.co.jp/strong/kizuki/20100201_001791.html

この本は、2000年に出版されたもので、その文庫版が『組織は合理的に失敗する』日経ビジネス人文庫として、昨年の9月に発売されました。もう出版されて10年くらいたちますが、まだ消えずに販売されていることがうれしいことです。

菊澤研宗: 組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447837323X/kikuzawakensh-22

菊澤研宗: 組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453219511X/kikuzawakensh-22

 

菊澤 研宗: 組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)

2010年3月 1日 (月)

オリンピック選手と企業、国家、CSR

 今回のオリンピックでは、いろんな場面をみることができて、面白かった。その中でも、オリンピック選手と企業の関係が面白い。これは皮肉をこめてだ。

 普段、大企業はうちは企業の社会的責任活動をこれだけ行っていると豪語する。あのCSRだ。私は、CSR活動というのは、金儲けとは一線をおく活動だと思っている。そんなことを多くの人にむかって語るものでもない。

 今回、メダルを取った選手を支援した企業は必ずしも有名な企業ではない。みんな、自分たちの身を削って支援したのだ。だから、社長もビジネスの成功とは別の喜びをえただろう。救われたと思う。ビジネスで成功しても泣かないが、今回は泣けてきただろう。私は、こういった活動をCSRと呼びたい。

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