オリンピック選手と企業、国家、CSR
今回のオリンピックでは、いろんな場面をみることができて、面白かった。その中でも、オリンピック選手と企業の関係が面白い。これは皮肉をこめてだ。
普段、大企業はうちは企業の社会的責任活動をこれだけ行っていると豪語する。あのCSRだ。私は、CSR活動というのは、金儲けとは一線をおく活動だと思っている。そんなことを多くの人にむかって語るものでもない。
今回、メダルを取った選手を支援した企業は必ずしも有名な企業ではない。みんな、自分たちの身を削って支援したのだ。だから、社長もビジネスの成功とは別の喜びをえただろう。救われたと思う。ビジネスで成功しても泣かないが、今回は泣けてきただろう。私は、こういった活動をCSRと呼びたい。
« 浅田真央とキムヨナを戦略論的(CGS)にみる | トップページ | 拙著『組織の不条理』について »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 行き着くところはゲシュタルト心理学(2021.01.19)
- 日本政府、組織の不条理(2021.01.05)
- リスクと不確実性 どちらも解けない。(2020.08.18)
- 謹賀新年 最近の本の傾向(2020.01.04)
- サガン鳥栖について(2019.02.24)
コメント