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2010年2月15日 (月)

上村愛子選手にはメダルをとってほしかったー静かなるパラダイム変革

 多くの人が思っただろう。神は彼女に試練を与えるなあ~と。もうメダルをあげてもいいではないかと。

 オリンピックでメダルとるということは、その瞬間に、これまでのすべての因果連関的な力がそこに集中しなければならない。その因果関係は、限りなく深くて広く長いものだ。したがって、その瞬間にメダルを取るということは偶然に近いといってもいいのだ。だから、そういった人は神から選ばれた人だといわれるかもしれない。

 こういった意味では、彼女は神には選ばれた人ではなかったのかもしれない。

 しかし、人間として素晴らしかったなあと思う。ひとつひとつの言葉が、本当にすばらしかった。「今回ははじめてメダルがとりたいと思った」といっていた。もしかしたら、残りの選手が失敗してほしいと思ったかもしれない。

 しかし、その思いは決して悪くないのだ。それは、自分個人のためにメダルがほしくて思ったのではなく、彼女が多くの人々の思いを背負っていたからだ。なんてすばらしい。人間らしいのだ。

 だから、神に選ばれた人としてではなく、人間として彼女にはメダルをとってほしかったなあ。

 しかし、以下の記事は、彼女の凄さを示している。トマス・クーン的にいえば、まさに、彼女はモーグルに静かなる革命を起こしていたのであり、パラダイム変革を起こしていたのだ。

●研究された改良ターン

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/yomiuri-20100214-00827/1.htm

 感動したなあ~。今後の彼女の人生に幸あれ!

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コメント

菊澤先生、村上愛子って誰ですか?
ところで試験がとても難しかったので、そろそろ本買って勉強しようと思います。

菊澤です。
コメントありがとう。
村上ではなく、上村でした。

だれの本を買って勉強するのかな?

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