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2010年1月

2010年1月28日 (木)

泣けてくる記事

 若い時、それほど涙もろくはなかった。多少、いたくても泣くことは決してなかった。唯一泣けてきたのは、自分のプライドを教師にふみにじられたときだった。

 しかし、大人になると、経験的知識が増えるせいか、泣けてくるようなことに出会うことが多くなった。今日も、悲しい記事にであった。それは、父親に虐待にあって死んだ子供の記事だ。タイトルは「パパはいじめないー虐待死の海渡君、親かばう」だ。悲しい記事だ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100127-OYT1T00782.htm

2010年1月25日 (月)

テキストのこと

 日経ビジネスは本日発売

http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbo/base/index.html

●営新潮流
 ノーベル賞理論で考える「幸せな組織」
 菊澤 研宗 [慶応義塾大学商学部教授]
 会社は合理的にダメになる

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 期末試験になると、テキストが売れ始める。私の本『組織の経済学入門』有斐閣は慶大の生協では売り切れる。今年は、まだ生協にいっていないのでわからないが・・・。

 これまでも、何人かの学生から教科書がないといわれたことがある。そこで、アドバイスしたい。

 困ったときは、直接、有斐閣に行って購入すればいい。いま、アマゾンでも売り切れているが、有斐閣には100%ある。場所は、神保町で地下鉄の駅のすぐ近くにある。行く前に、電話をしてみればいいのではないかと思う。

有斐閣HP

http://www.yuhikaku.co.jp/

営業

http://www.yuhikaku.co.jp/static/company/index.html

2010年1月22日 (金)

これからの予定

 これからの予定は以下の通り。

(1)来週の「日経ビジネス」に、ウィリアムソンの取引コスト理論にもとづく上司と部下の関係に関する記事が掲載されます。関心のある人はぜひとも一読お願いします。

http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbo/base/latest.html

(2)1月末に、北海道の北海学園で、「ニューパブリックマネジメント(NPM)と新制度派経済学」というテーマで講演をします。

(3)前にも紹介しましたが、拙著『戦略の不条理』を「TOPPOINT」という雑誌が取り上げてくれ、しかも2009年後半ベストブック5位に入った。そこで、『戦略の不条理』に関する講演を60分ぐらいのCDにすることがほぼ決定しました。

「TOPPOINT」

http://www.p-b.co.jp/ranking.html

「TOPPOINT」の講演CD

http://www.p-b.co.jp/index.html

拙著『戦略の不条理』

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書 426)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334035299/kikuzawakensh-22

2010年1月17日 (日)

東工大の学長先生がキュービック・グランド・ストラテジーを!

 今日、インターネットを見ていたら、偶然、驚くようなページに出くわした。

 現在、東京工業大学学長である伊賀健一先生が、東工大のHPに今年の年頭のあいさつで、私の『戦略の不条理』光文社新書を取り上げてくださっているのだ。驚いた。なんと、私の「キュービック・グランド・ストラテシー」を取り上げてくださっているのだ。感謝、感激である!本当に嬉しい!

 本を書くというのは、(私の場合は、本当に書いている)とても苦しく、簡単なことではない。しかし、こういことがあるので、また頑張りたくなるのだ。

 心から感謝したい。

●東工大のホームページ

http://www.titech.ac.jp/about/president/greetings_h22.html

●拙著『戦略の不条理』光文社新書

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書 426)

菊澤ゼミに関心のある学生へ

 昨日の最後の入ゼミ説明会に来てくれたな熱心な学生に、感謝しております。今回も、勉強意欲のある学生が話を聞きにきてくれたようで、とても嬉しく思っています。

 私のゼミは異常なくらい勉強するゼミではありません。しかし、意味のあるあるいは必要と思われる勉強はきっちり行います。とくに、組織の経済学、新制度派経済学は意味があるので、勉強してもらいます。

 しかし、今年のゼミ員はまだ力が有り余っているようなので、経済学的なものだけではなく、哲学的議論にも関心があり、新年のゼミ3回はゼミ員からの強い要望により、大学院生の研究発表と私の特別講義「経営哲学」を行っています。もちろん、ただ聴くだけではなく、ビジネス・スクールのように質疑応答をしております。

 私自身、学生からの要望があれば、私がもっている知識をすべて教えるつもりです。

 さて、菊澤ゼミの入ゼミ試験は二つあります。

(1)私の著書に関する感想文です。感想文というと、簡単なように思いますが、1冊の本の感想文は意外に難しいと思います。ですから、出願する1日や2日前に書くと、すぐに手抜きとバレテしまって、失敗しますので、注意してください。私は、しっかりと読みます。

(2)また、面接は私と3年生が全員で行います。

 みなさんとお会いできることを楽しみにしています。ご縁があれば、ぜひともみなさんといっしょに勉強し研究したいものです。

2010年1月14日 (木)

期末試験のはじまり

 学生諸君にとっては、大変な時期がやってきた。期末試験の季節だ。われわれ教員にといっても大変なのだ。

 昨日、C大学で試験を行った。すべて持ち込み可能な試験だ。

 すべて持ち込み可だというと、本当にすべてを持ち込んでくる人がいるのだが、それは間違いだ。やはり、持ち込むものは、その講義の先生の教科書・参考書、そしてノート、PPT資料だろう。

 一番だめなのは、他の先生の本を持ち込み、それを解答用紙に書くことだ。われわれは自分の書いた本については敏感に反応し、答案を見て、ああ~この学生は私の本を購入したんだなあ~とすぐに理解できるが、他人の書いた本については読んだこともないので、そんな本から解答を書くと、彼はあるいは彼女は講義にでていなかったなあ?と思い、採点も厳しくなるのだ。

 そもそも他の先生の本を利用して問題が解けるような問題を出していないのだ。

 また、すべて持ち込み可だというと、意外に用意不足の学生が増えるようにも思う。なんとかなるだろうという感じなのだろうか。分からない。

 さらに、今日は、試験がはじまったとたんに、「シャープペンを貸してください」という学生がいたが、入学試験ではあるまいし、そんなものもっているわけがない。そもそも、試験に臨む心構えができていない、その時点で失格という感じだ。もちろん、答案はしっかり採点させてもらう・・・・

 また、試験がはじまったとたんに、「何分たったら退室できますか?」という質問があった。お~い!もう退出することを気にしているのか!私の問題は書く量が多いぞ!そんな甘くないぞ!と心の中で叫んだ。

 いずれにせよ。私の試験はすべて持ち込み可で、簡単なので、学生諸君はぜひ良い点をとってほしいものだ。

2010年1月12日 (火)

ここ数日、本当に忙しくて

 毎日、ブログを更新したいのだが、ここ数日、休みにもかかわらず、忙しかった。忙しいと、書く元気がでないものだ。

 さて、大学も授業が始まる。これから期末試験の季節だ。

 私の試験は、すべて持ち込み可能にしている。それは学生にとって楽だということではなく、カンニングなのどの不正行為を防止するためだ。

 また、この時期、これまで講義に出ていなかった学生はコピーを大量にするだろう。試験が終わると、大量のごみとなる。私は、それよりは、私の教科書を購入してほしいと思っている。十分対応できると思う。

 こういうと、学生はすぐに先生は教科書の印税で儲かるからだ!という。しかし、われわれにとって、教科書の印税なんて・・・・・という程度だ。それより、私自身はしっかり教科書を利用しているので、損はしないといっているのだ。

 最後に問題は大量の採点だ。これが一番つらい。

2010年1月 8日 (金)

学会でのハプニング

 昨年9月の経営学会でのことだ。話はすべて事実である。

 学会発表には、基本的に二つの形式がある。(1)一つは大教室で学会参加者を対象として発表する統一論題報告(聴衆は参加者全員)と(2)各個別の教室に分かれて発表する自由論題報告(関心のある人だけが参加)がある。

 今回、私は、(1)の統一論題の報告者3人の報告に対するコメンテータの一人として登壇した。3人の報告と2名のコメントが終わると、報告者とコメンテータが壇上に並んで座り、会場の先生方と質疑応答を行う。

 私もコメンテータの一人として壇上に座って質疑を待った。

 司会者のS先生が、「質疑応答に入る前に、質問する場合には必ずまず自分の所属を述べ、誰に質問したいのかを述べてから質問してください」と注意した。

 まず一人目の先生が手を挙げ、司会者に言われた通り、自分の所属大学と誰に質問したいのかを述べて、質問した。対象は、私ではなかった。

 次に、T先生が手を挙げた。もちろん、私はT先生のことをよく知っている。T先生はすぐに質問に入ろうとしたところ、すかさず司会者のS先生が「だれですか。名前と所属を言ってください」と注意した。(もちろん、S先生はT先生が誰だか知っている)

 T先生はあわてて「**大学のTです」といって、またすぐに質問に入ろうとした。

 しかし、司会のS先生は、見逃さずさらに厳しく「誰に対する質問ですか!言ってください」と問い詰めた。

 T先生はあわてて「後でいうから、少し待ってくれないか?」と言いながら、だらだらと質問を続けた。その質問の中身は分かりにくい内容だっがが、なんとなく私(菊澤)に質問したいのではないかと、私は直感した。

 そこへ、司会のS先生はさらにT先生を追い詰め、「だから誰に質問したいのですか!」と少々怒り気味にT先生に問い詰めた。

 T先生は「あと、あとで言うから、もう少し待ってくれ」とドモリナガラ、だらだらと質問をづづけた。

 さらに、司会のS先生はT先生を追い詰め、「結局、だれに質問したいのかいってください」と質問を制止しようとした。

 追い詰められたT先生は、ついに質問相手を言わなければならなくなった。私は、たぶんT先生は私(菊澤)に質問したいのだろうなと、心の準備をした。

 そして、次の瞬間、T先生が質問相手の名前をいった。

 「た、た、た、タンザワ(丹沢)さん」(それは、私の先輩の名前ではないか!壇上にはいないぞ!by菊澤の心の声)

 そして、瞬時に司会のS先生が、「そんな人はここにはいません!」といって終わった。  私も、意地悪くたぶん私を指名したいんだろうと思いつつも、わざと知らん顔をした。

 その瞬間、会場の先生方によってT先生はボケた老人と認識され、会場から笑いが起こった。

 私は、T先生に何が起こったのか、すぐにT先生の心理プロセス分析をした。

T先生はおそらく私(菊澤)と丹沢さんを間違えたのだろう。私の名前を思い出すことなく、いつものように安易に手を挙げてしまった。そして、質問しながら、私の名前を思い出そうしていたんだろう。しかし、結局、話しながら、私の名前を思い出せず、司会のS先生に追いこまれた。そして、追いこまれて、とうとう別の先生の名前をいってしまったんだろう。これだ。間違いない!

 その日、夜あった懇親会でも、この話で盛り上がった。とくに、若い学者は喜んでいた。

 後で、司会のS先生と会ったとき、「本当は菊澤さんに質問したかったんだろうが、名前を間違えるなんて!**な人だ」と呆れていたのは、おもしろかった。学会はおもしろい。

 

2010年1月 6日 (水)

ドラッカーと経営学

 ドラッカーのことを、マスコミは「マネジメントを発明した人」と評することが多い。しかし、ほとんどの経営学者は、そうは思わない。ドラッカー自身もそう言っている。

 マネジメント、経営学は、19世紀末から20世紀の初頭に米国とドイツで同時に同時にうまれた。

 米国では、ドラッカーも認めているが、F・W・テーラーの科学的管理法が最初のマネジメントだ。

 ドイツでは、ゴムベルクの論文が最初の経営学だといわれている。当時、いまだ発展途上国であったドイツが近代化をめざして、新しい学問の必要性を感じていた。そして、協会が懸賞論文を募集し、それに当選したのが、ゴムベルクだったのだ。

 では、ドラッカーは何をしたのか。ドッラカー自身の言葉でいうと、経済学とも異なり、政治学とも異なるマネジメントという領域を独立させたということである。

 しかし、アカデミックな世界でいうと、ドラッカーが行ったのは、経済学からの攻撃に対して経営学を守ったことだ。「金儲け学問」、「独占資本の落とし子」と揶揄された経営学を救ったのはほかでもなく彼だ。

 「金儲け学問」で何が悪い。この学問こそ、経済人の時代の後にやってくる新しい産業社会を形成する人々が学ぶべき学問なのだと。

 

悪魔の声

 2日から4日まで帰省していた。JALを利用した。4日に羽田に到着し、飛行機から降りるとき、後ろからあるお客がアテンダントに、「ご苦労さん、がんばってください!」という声が聞こえた。

 いま、JALが危機にあるので、激励しているんだなあ~と思った。そして、やはりこういった良いお客もいるんだなあ~とチヨットすがすがしい気持ちになった。

 さらに、到着ロビーに向かって歩いてゆくと、地上勤務のJALの職員たちとすれ違う。再び、後ろにいるお客が「ご苦労さん、がんばってください!応援しています!」という声が聞こえた。

 後ろを振り向くことはなかったが、その声からして結構年配の男性だと推測できた。 

 そして、またまたJALの職員とすれ違うと、またまた後ろから「ご苦労さん、がんばってください!」という声が聞こえた。

 私もだんだんその声になれてきた。なれてくると、少し考える余裕もできるものだ。そして、また同じ年配の男性が「ご苦労さん、がんばってください!」といたっとき、私の中に悪魔が現れた。

  ▲いまJALの職員に声をかけている年配の男性はもしかしてJALのOBではないか?▼

 

2010年1月 4日 (月)

謹賀新年

 あけましておめでとうございます。

 冬休みに入って、気が抜けたせいか、体調が悪く、だらだれと時間を過ごしてしまった。そして、あっという間に、新年を迎えてしまった。この休みにすることがたくさんあったが、ほんとんどできなかった。

 いまは少し体調も良くなってきたので、これから勢力的に仕事を進めたい。今年の目標は、以下の通り。

(1)社会人大学院生と3年前に出版した『業界分析 組織の経済学』中央経済社の第二弾を出版すること。これは70~80%完成。

(2)行動新制度派経済学に関する本を書くこと。60~70%完成

(3)ドラッカーの本を書くこと。これから~、いま資料をいろいろと読んでいる。

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