坂の上の雲 第3回
坂の上の雲第2回の視聴率は19.6%。微妙な数字。裏のTBSの番組も強い。
さて、本日第3話、ついに近代日本が戦争への道に向かって行く。秋山兄弟も着々と陸海軍で出世して行く。兄好古はフランスから帰り、日本陸軍のさらなる強化の必要性を痛感しただろう。
真之も中国清の立派な軍艦をみて、驚いただろう。しかし、東郷はその物質的凄さより、その軍艦を動かしている裏方の中国人たちのモチベーションの低さをみて、「結局、人だ」と真之に告げたのは印象的だった。
戦争を避けたい日本も、やがて戦争を回避できない方向へと進んでゆくことになる。次回は、日清戦争だ。そして、三国干渉。日本はロシアにいじめられて、そして日露戦争へと進んでゆく。今年は、日清戦争までかもしれない。
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さて、私の印象では、どうも思ったほど日本全体は「坂の上の雲」には関心がないように思える。いろんな本が事前にでていたが、実際にはそれほど盛り上がっていないようにも思う。みんな本を本でしまっているのかもしれない。
しかし、このような現象はある意味で、非常に健全だ。日本人が一つの方向に向くのはむしろ危険だ。TBSの裏番組にも人気があるのは、とても健全な状態であり、成熟した感じだ。
しかし、それでもなおマスコミや出版社の影響は強いと思う。マスコミによって、多くの人々は影響され、だまされる可能性があることを、ときどき垣間見るときがある。読者はわかっていないんだなあ~ということはよくあるのだ。
さて、次回の坂の上の雲を楽しみにしたい。
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