CGSキュービック・グランド・ストラテジーの使い方
拙著『戦略学』ダイヤモンド社2008年、『戦略の不条理』光文社新書2009年で展開しているCGS(キュービック・グランド・ストラテジー)について、以下の点を注意してください。
CGSは以下の三つの世界を対象として展開される戦略です。
(1)物理的世界=資産やお金の増減
(2)心理的世界=心理的コスト・ベネフィット
(3)知性的世界=取引コストの増減
それぞれの世界への戦略的アプローチは、実は物理的な手段か、知性的手段の二つしかありません。つまり、心理それ自体を手段にはできません。心理的世界は主観的世界であり、あくまでアプローチされる対象です。
したがって、CGSは、物理的世界と知性的世界を利用して、物理的世界と心理的世界と知性的世界へアプローチする戦略となります。
昨日、竹内君が報告したように、明治維新で官軍が旧幕藩軍と戦ったときに利用した「錦の御旗」は、旗それ自体は物理的物体で、さらに権威という知性的世界の存在が付随し、そのことを官軍が心理的に理解した上で、それを用いて敵の心理的世界や知性的世界を攻め立てた戦略だった、ということです。
« 坂の上の雲 第2回 | トップページ | 明日のアゴラで「論語」 »
「11)戦略学(CGS)」カテゴリの記事
- 言葉の力:拙著『戦略の不条理』から (2020.08.13)
- 心理会計の提唱者、リチャード・セーラーがノーベル賞受賞(2017.10.09)
- 本日は、菊澤ゼミ6期からいろいろと刺激を受けた。(2014.05.03)
- キュービック・グランド・ストラテジー『戦略の不条理』光文社新書のCD版発売(2012.10.22)
- AKB48とCGS戦略(2012.01.08)
この記事へのコメントは終了しました。
























![: 週刊ダイヤモンド別冊 歴学(レキガク) 2010年 1/11号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/518eoSc6jZL._SL75_.jpg)








コメント