思うこと
昨日は、経営哲学学会関連の事務的仕事を終えた。大学院生に手伝ってもらい、無事終了。やはり、1日かかった。
こういった仕事になると、やはり信頼できる大学院生にお願いすることになる。もちろん、大学院生にはフリーライダーがいる。そういった人が、大学の先生になるかと思うと、つらいものだ。
私は、大学院生としてそういった人を受け入れないので、私が指導している学生にはそういった人はいない。しかも、優秀な人間ばかりなので助かっている。
日本の大学は、米国と異なり、研究だけすればいいというシステムになっていない。半分は大学の事務的仕事に追われる。できる人は、どちらもできる。雑務が多すぎると嘆く人、雑務に手を抜く人もいる。しかし、そういった人にかぎって大した研究はしていないのだ。
****************************
ところで、最近は年配の人々の数が本当に多くなった。私のような通勤ラッシュを避けて生きているような人間には電車の中、横浜駅などので、本当に老人が多くなったと感じる機会が多い。
そして、老人の困った行動に出くわすことも多い。
たとえば、昨日のエスカレーターだ。私は急いでエスカレータを降りたかったので、右側を降りようとしたら、エスカレータの真ん中に老人がいて、両手で道をふさいでいる。何をしているのかと思ったら、ストレッチのように柔軟体操をしていた。困ったものだ。
それに対して、子供は素晴らしい。
昨日、帰宅途中の電車の中で、座った瞬間、なにか首に動くものを感じた。それを払ったところ、前にいた小学生が「クモがいます」といって、私を静止させた。そして、次の瞬間、恐れることもなく、その子は親切にもちいさなクモを両手でつぶさずに捕まえてくれた。その子の親切さには、本当に感動した。両脇には両親もいて、微笑んでいた。私は、その子にお礼をいい、さらにその両親にもお礼をいった。
« 菊澤ゼミで驚くこと | トップページ | 祝!増刷 『戦略の不条理』光文社新書 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 行き着くところはゲシュタルト心理学(2021.01.19)
- 日本政府、組織の不条理(2021.01.05)
- リスクと不確実性 どちらも解けない。(2020.08.18)
- 謹賀新年 最近の本の傾向(2020.01.04)
- サガン鳥栖について(2019.02.24)
コメント