台風と本の売れ行き
本日、10月8日の日経新聞に拙著『組織は合理的に失敗する』の2度目の広告が出る予定なので、楽しみにしている。
しかし、今日はあいにく台風で雨の一日となる。雨が降ると、せっかく広告を出しても本があまり売れないようだ。残念。
拙著『組織は合理的に失敗する』は、超ベストセラーである『失敗の本質』といっしょに読んでもらいたい本である。『失敗の本質』は、1970年代に流行ったコンティンジェンシー理論がその背後にあり、日本軍の非合理性が強調されている。
これに対して、拙著『組織は合理的に失敗する』は、1990年代以降徐々に浸透してきている組織の経済学あるいは新制度派経済学にもとづいて日本軍を分析している。そして、失敗の原因は日本軍の合理性にあったと主張している。つまり、日本軍は合理的に失敗したというのが、本書の主張の一つである。
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