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2009年10月30日 (金)

第二回目のアゴラと『戦略の不条理』の広告

 昨日は、慶応丸の内キャンパスMCCで、第二回目の教養講座が開かれた。いわゆる社会人ゼミという形で進めている。

 今回は、マックス・ヴェーバーが『プロ倫』で展開した内容と彼の予言について説明し、その予言が必ずしもあっていないことを指摘し、なぜそうなったのかを議論した。

 ヴェーバーは、人間がお金儲けのもとに目的合理的な行動を徹底して行けば、やがて因果論や力学に従う冷たい機械のような組織、冷たい機械的な市場経済がやってくると考えた。それは人間にとってもっとも大事な自由のない世界だ。

 しかし、結局、いまの時代は、そのような機械的合理的な冷たい世界ではない。不正や欺瞞で満ちている。組織内部でも市場取引でもだ。なぜか。

 答えはこうだ。人間は合理性を追求してきたが、結局、完全合理的ではなく、限定合理的だったということだ。それが、不正を生みだし、不祥事を生みだす。さらに、それを抑止するために制度を生み出す。

 しかし、制度設計によって不正や不祥事を抑止できるのか。次回は、これについて議論する。

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 ところで、拙著『戦略の不条理』の売れ行きは好調なのではないかと思う。一昨日も日経の夕刊に、新書ブームというコンセプトで各出版社の代表的な新書が掲載されていた。光文社からは拙著が大きく掲載されていた。とてもインパクトがあった。amazonでもランキングが3ケタとなっている。さらに、売れてくれるといいのだが・・・・・

菊澤研宗: 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書 426)

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