菊澤ゼミで驚くこと
昨日は、日吉でオープンゼミを行った。たくさんの2年生が来てくれて、感謝している。また、8時30分頃までゼミに付き合ってくれた2年生もかなりいたので、驚いた。ぜひ菊澤ゼミに入ってほしいものだ。
さて、いま菊澤ゼミでは、三田祭の研究論文で、3年生は非常に忙しく勉強をしている。そして、その中間報告を毎回ゼミで披露してくれる。そして、鋭い質問を受ける。そのとき、ゼミ員の質疑応答に驚くとともに、嬉しく思うことがある。
それは、まだ私の本『比較コーポレート・ガバナンス論』をみんなでゼミで読んでいないにも関わらず、ゼミ員がすでに「先生の本の*章では、こういう議論が展開されていので、それを応用した」とか、「先生の本の*章のモデルを使って考えてみた」などといっているときだ。
私の本を読んでくれていることが嬉しいのではない。「もう教えなくても、自力でこんな本もあんな専門書も読めるようになったんだなあ~」という点だ。それが、うれしいのだ。みんな力がついたなあ~と思う瞬間だ。まさに、ゼミの喜びはこれなのだ。
こういった読書力のついた学生は、卒業後もいろんな本を読み続けるだろう。それが大事なのだ。勉強はこれからも長く続くのだ。
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●昨日、帰りに横浜駅の西口の有隣堂によってみたら、拙著『戦略の不条理』が新書部門で10位になっていた。驚いた。初めての経験だ。
●横浜駅の丸善では、拙著はと売り切れてなかった。店員はやる気がなさそうで補充するるかどうかも分からず、がっくり。なんとか、はやく補充してほしいものだ。
●また、浜松町の談という本屋でも新書部門17位だった。
http://www.bunkyodo.co.jp/danhp/hama/007-004-05.htm
●さらに、丸の内丸善でも新書部門4位であった。
http://www.maruzen.co.jp/shopinfo/marunouchi/index.aspx
読者に感謝しています。引き続き、ご愛読お願いします。
それから、もうひとつの拙著『組織は合理的に失敗する(組織の不条理)』も横浜西口の有隣堂では、たくさんあったのに、残り1冊になっていた。はやく補充してほしいものだ。
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