経営哲学学会と野中先生と近著
9月18日から京都大学で経営哲学学会がある。今年の学会誌『経営哲学』第6巻第1号では、世界的な経営学者である野中郁次郎先生にご登場いただいた。
18日の学会で配本となる。非常に面白い内容になっているので、学会員のみなさまには、ぜひとも楽しみにしていただきたい。本件に関心がある方には、入会をおすすめしたい。
また、今回は実は学会誌が1号と2号発行される。2号には、経営史の大家、由井先生に登場いただいているのだ。この2号も、すばらしいできた。
さて、野中先生は、東電の成田君たちと共同研究として今月9月17日に『組織は人なり』(ナカニシヤ出版)という本を出版されるようだ。すでに、アマゾンでは、装丁が出ているが、とても魅力的な装丁となっている。
しかも、アマゾンでは『組織は人なり』と拙著『組織は合理的に失敗する』を同時に買ってくれている人が多いようだ。どうも、客層が同じ感じになっているようだ。だから、アマゾンでの順位も同じような動きをしているようだ。
今回、私は『組織は合理的に失敗する』のあとがきで、マネージングフローについて書いた。それについてもっと知りたい人は、野中先生の『組織は人なり』を購入して読むと、より理解が深まるかもしれない。著者のひとりの成田君によると、とてもいい内容になっているということで、発売が楽しみだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/453219511X/kikuzawakensh-22
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