慶応夕学の「アゴラ」でプロ倫を
今年の秋10月から、慶応夕学の「アゴラ」でM・ヴェーバーの「プロ倫理」を中心にして、現代資本主義について考えるを講座を担当する。これはゼミナールのような形式になるらいしい。
私は、最初3回にわたってヴェーバーのプロ倫について解説し、それを新たに現代の問題として再解釈し、そして不条理現象ともかかわらせて説明し、参加者と議論をしたいと思っている。
一体、いま何か欠如しているのか。われわれはなぜそして何のために働くのか。組織のためか。個人のためか。自由を行使するためか、単に満足を満たすためか。幸福なるためにか。
最近、金融危機以後、いろんな人々がヴェーバーのプロ倫に注目しているが、この本は本当にすばらしい。まさに、彼の予言通りに現代が進んでいる。われわれは、いろんなことをヴェーバーから学ぶことができだろう。
そして、この講座の後半3回は、現代を生きるために必要な思想をさぐるために、孔子の思想、ハイエクの自由主義思想、そして渋沢栄一と福沢諭吉の思想についてゲストの先生に語ってもらって参加者と議論するという非常にユニークな企画になっている。
関心のある方はどうか参加していただきたいと思います。
慶応夕学プレミアム「アゴラ」
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