日本経営学会関東部会での私の発言の意味
昨日、慶応大学で関東部会があった。テーマは方法論だ。久しぶりに、方法論が議論として取り上げられ、私は個人的に楽しかった。
また、参加者も100名を超えた。これは慶応義塾の場所の良さだけではなく、もしかしたらテーマに関心をもった人もいたはずだ。
方法論は哲学的な議論であり、抽象的な議論である。それは、認識論の世界であり、論理学の世界でもある。こういった議論に対して、そもそもこういった抽象的な議論は経営学にはなじまないなどと暴言を吐く人がいた。
そんな人がいるから、こういった方法論的議論が必要ななのだ。経営学を実務の単なる金儲け学問だと思っている人がいたら、もう一度大学あるいは大学院からやりなおしてほしいものだ。どんな教育を受けてきたんだ。
実務家に対して
「こうしたら儲かるよ」
「ああしたらしたら絶対にたくさん稼げる」
「この株式とあの株式を買ったら1年後に10倍になるよ」
こんなのは、だれでもいえるのだ。
ここで、経営学者と普通の人はどこが違うのか。普通の人はそれで終わりだ。後は、予言が当たるかどうかの結果待ちだ。
経営学者、なぜこの発言が正しいのか。その発言を正当かすることにこだわるのだ。予言ではなく、予測を行うのだ。そして、どうしたら自分の発言が客観的に正しいといえるのか、その方法について研究すのがまさに昨日議論していた方法論なのだ。
だから、「方法論なんて経営学に何の意味があるのか」という質問をする人は、実際に経営をするか、経営について占いをしていればいい!大抵そういった人は、アカデミックな論文を書いたことがない人だ。
私が最後に学会で発言していたことはこういう意味なのだ。
























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