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2009年3月 7日 (土)

政治家に見る品のよさ

 現在、麻生政権をめぐって、批判的にいろいろといわれている。特に、麻生首相をめぐる批判には、厳しいものがある。他方、今度は、民主党の小沢代表をめぐって政治献金問題が浮上し、批判が向けられている。

 こうした中、マスコミ、テレビをみると、いつものように、政治不信だとか、政局混迷とか、いろいろといっているが、それこそまたか?という感じだ。「もういいよ」

 私は、昭和30年代生まれのノンポリ(大昔はやった政治無関心人という意味)なので、まったく別のところみて、いま感動している。その真実は、よくわからないし、たしかに政治的意図があるのかもしれないが、麻生首相の態度は政治家として品がいいと思った。

 マスコミのインタヴューアが、批判的な言葉がほしいという意図がみえみえで、麻生首相に「小沢さんの問題をどう思いますか?」と問うのだが、麻生首相は品がよく「私からとくにいうことはありません」と(私には)真摯な感じに見えた。その答え方が、いい感じだ!私は好きだ。

 同僚の中川氏問題のときも、そして他の政治が批判されているときも、実は麻生首相の態度は一貫していて、他の政治家の文句は一切いわない。「私からとくにいうことはありません」なのだ。最初は、政治的な意図があるのかなあ~と思っていたが、今回もそうだったので、いまはもしかしたら品がいい人なのかもしれないな~と思うようになった。

 政治家が問題を起こすと、いつもテレビにでてきて、マスコミの思った通りに、批判したり、皮肉をいう政治家が多い中、麻生首相の態度は私にとっては意外で、とても新鮮な感じがする。私は、だまされているのかな?

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