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2009年3月12日 (木)

大失態

 これから、慶応大学商学部では、新3年生の入ゼミ試験がはじまる。慶大以外の人たちにはよく理解できないかもしれないが、慶大ではゼミは必須ではない。新3年生の数よりも、ゼミの募集人数の方が少ない。つまり、ゼミに入れない3年生がでるのだ。したがって、必然的にゼミに入るには競争が起こるのだ。

 しかし、学生同士が競争し、戦々恐々とするだけではなない。実は、ゼミの方(教員)でも、より良い学生に来てほしいので、いろんな宣伝活動を行うことになる。まさに、就職試験と同じようなものだ。

 私は、数年前に慶応大にもどってきたので、学内では認知度が低い。その点は、不利なのだ。特に、私は三田でしか講義をしていないので、日吉にいる1、2年生にはまったく知られていない。知られてないどころか、30年も前に学生とのき以外、日吉にもめったにいかない。それを実証することがある。

(1)日吉に1回だけ授業をする機会があった。このとき、特別なので大学に交通費を請求できる。どのようにして、交通費を請求したかといえば、つぎのようなルートだ。田町→渋谷→日吉 地下鉄が通っているとは!!!!!知らなかった。

私が学生のときには、日吉から一番ちかいのは?ということで、日吉→渋谷→田町グループ、日吉→横浜→田町グループ、日吉→武蔵小杉→川崎→田町グループで競争したことがある。

(2)新宿で朝日カルチャーセンターで講義した後、横浜の自宅にもどるとき、久しぶりに新宿から渋谷で降りて、東横線に乗って横浜にいこうとした。東横線は混んでいるので、人が少い車両に乗った。

 自由ヶ丘あたりで、奇妙なことに気づいた。この車両は妙に女性が多いことに。多いどころではなかった。この車両は、女性しかいないことに気づいた。それでもなお、回りに男性はいないかと見渡していると、ある女性と目があった。「なぜあなたはここにいるの?」という目だった。

 私は、この車両が特別なものである証拠を探した。あった。ピンクの女性専用車両の掲示だ。しかし、大抵、時間帯が制限されているはずだと別の理由を懸命に探した。掲示に小さい字があった。しかし、それを読むと、「17時以降渋谷から横浜へ」とかいてある。何度も読んだ。だめだーどう解釈しても無理だ。憲法9条のようにはいかない。

 ここで、急にあわてるのもおかしいと思い、冷静になって次の日吉駅で乗り換えることにした。

 そこで、いろんなことを考えた。考えているうちに、少し怒りがわいた。おかしい。なぜ女性専用車両があるのか?同じ運賃で。きっと痴漢が多からかな?しかし、私のような人間にとっては、絶対に不公平だ。

やはり、女性もコストを支払うべきだ。どのようにして、コストを負担するのか?たとえば、本数は少ないが数本の電車だけすべて女性専用にするとか。そうすれば、女性もコストをかけてそのような電車を待って、のることになる。・・・・・・・・・などなど

 考えているうちに、日吉についた。そして、カッコ悪く降りようとしたら、ドアの近くに、1人だけ私以外に男性がいたのだ。砂漠の中のオアシスだ。彼は降りなかったが、私は降りて男女共通の車両に乗り換えた。そのとき、先ほどの男性の顔が見えた。「わ~女性だ」

疲れが2倍になった。結局、私は東横線に慣れてないということだ。そして、それはまた私がいかに日吉に行っていないということだ。私は本当に慶大の先生なのか?ということになる。

 しかし、4月からは日吉で「経営学」を教えるので、もうこんな失態は終りにしたい。そして、多くの2年生が菊澤ゼミに関心をもってくれるよう期待したい。

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