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2009年3月 8日 (日)

経営哲学をめぐる書評

 2009年4月から4週にわたって、「週刊ダイヤモンド」に書評を書かせていただけることになりそうだ。テーマは、「経営哲学」だ。

 いかにして、体系的に「経営哲学」に関連した本を選ぶか。ここが問題だ。実は、経営哲学に関するしっかりとした本は意外に少ないというのが、私の認識だ。こうした中で、どんな本を選ぶのか。関心ある人は、ぜひ4月を楽しみにしてください。

ーーーーー

 ところで、経営哲学学会の会長になったからとうわけではないが、いま経営哲学は非常に面白いと思っている。私は、今後は、カント哲学を徹底的に押し出したいと思っている。

 最近の講演では、いつもカントの哲学に触れている。私は、運がよく、学生時代にK・R・ポパーの科学哲学を研究していた。ポパーはカントの哲学に影響を受けており、その関連でカント哲学に触れていた。ポパーの科学哲学はカントの『純粋理性批判』の現代版である。しかし、本当に面白いのは実はカントの『実践理性批判』の方だ。この辺りを理解すると、カントとハイエクやカントとドラッカーなどの関係も面白くなる。

 ところで、カントは外国人、ドイツ人なので、日本人には?????と思うかもしれない。しかし、彼の哲学は普遍的な哲学であり、国民性とは関係がない。すべての人間に当てはまる普遍的な人間学なのだ。それゆえ、戦前、東大ではカント哲学が人気があり、それを学び、それを経営哲学として実践したすぐれた日本の経営者もたくさんいるのだ。

 カント哲学を日本の経営哲学として復権させたいというのが、私の願いだ。

 

 

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