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2009年3月

2009年3月31日 (火)

本日、夜から海外へ

 本日、夜から4月4日まで海外へいくので、留守にします。とにかく、ここ数日、可能な限り、仕事をこなしています。時間との勝負!

 さて、前にも書きましたが、4月から「週刊ダイヤモンド」に「学び直しの本」という欄があり、4週にわたって、5冊づつ書評を書きます。テーマは、経営哲学学会の会長として「経営哲学」です。学会の本も自分の本も宣伝しました。

 この記事を書いていて、ひとつ気がついたことがあります。つまり、研究対象としての「経営哲学」と学問分野としての「経営哲学」です。私はこれまで、学問としての「経営哲学」についてのみ考えていました。

 その定義とは「経験科学では扱えない対象(理念、信念、道徳、義、仁、思想、自由、責任)を研究する学問」

 多くの経営者は、はじめはお金儲けから始めるがやがてより高いステージへと進んでゆく、それは経験的に実証や反証のできない世界だ。その世界を研究するのが、経営哲学なのだ。

 しかし、研究の対象としての「経営哲学」とは何かというと、これは「理念」とどこが違うのかということになります。この点は、まだ深く考察していなかったので、今後、研究してみたいと思います。

2009年3月27日 (金)

拙著『戦略学』ダイヤモンド社の重版と朝日カルチャー

 拙著『戦略学』ダイヤモンド社が3月24日に重版されました。まだ、購入されてない方はぜひ一読お願いしたいと思います。初版は2008年7月31日に発売されたので、約8ヵ月で初版が売れたことになります。内容は、それほど簡単ではないので、知識人が購入してくれたのでしょう。今後は、学生の教科書として使い、学生にも理解してもらう予定です。

Photo

アマゾン

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478006075/kikuzawakensh-22

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 さて、昨日は、 朝日カルチャーセンターで、この戦略学の内容を信長、秀吉、家康などの戦国武将に応用して講義をした。今回もたくさん参加していただき、感謝しております。

 今回も、具体的な企業の事例について教えてほしいという質問があった。私にとっては、応用事例を探すことなどは大した問題ではないと思っている。実際に、大学の学部学生でも簡単に事例を見つけてくる。だから、私があえてそのような事例を説明しなくても・・・と思うのだが。しかし、社会人はそんなヒマがないのかもしれない。

 今後は、『戦略学』で展開しているCGSの企業の事例について、研究してみたいと思う。一番いいのは、菊澤ゼミの学生がやってくれるといいのだが・・・

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 今日は、東電の幹部の方々を対象とする講演依頼があり、その件で東電の担当者の方とお会いした。「組織の不条理」について話をするつもりだが、楽しみだ。

2009年3月22日 (日)

経営哲学学会関東部会

 昨日の経営哲学学会は大成功だった。私が学会の会長になって初めて企画された部会であった。それだけに、いい部会にしたかった。しかし、私以上にすばらしい大会にしたいと願っていたのは、渡部部会長だった。そして、その願い通りになった。

 二人で一番心配していたのは、報告者はすばらしいが、どれだけの人々が参加してくれるかだった。30名は確実だと計算していたが、実際には、嬉しいことにその2倍の60名ぐらい集まったのだ。嬉しくなるとともに、驚いた。

 やはり、一流の学者が報告者だと、たくさん人が来てくれるのだなあと思った。また、慶応大学三田校舎という立地もよかったのだろう思う。

 さらに、フロアーからたくさんの鋭い質問もでて良かった。久しぶりに、あの先生は頭がいいなと感心した先生もいた。質問を通して、頭の良さを競うのも面白い。

 しかも、今回は時間がたくさんあって、本当に疲れるまで議論できたのが良かった。これでもか、これでもかというくらいに議論できた。面白い。

 また、社会人や学生もたくさん来てくれてよかった。内容よりも、学者の口うるさやしつこさを理解していただければいい。それが学者の役割だ。企業人は正しいとおもっても、ひとつの会社に所属しているために、言えないことがたくさんある。それを平気でいえるのが学者なのだ。

 今後も、このような学会をぜひ続けて行きたい。今回の学会は、まさに政治にまみれた学会、形式だけの学会を完全に超えた学会だったと思う。まさに、学会の原点にもどることができた。

 

 

2009年3月21日 (土)

取引コスト節約政策

 最近は、ものすごく忙しくて、体調が悪い。いろんな種類の問題が出現してきて、対応するのに大変だ。

 研究論文の要請。大学での問題。入ゼミ試験。学会など。どれも待ってくれない。1日が24時間しかないことに不満を持っていたら、今度はこちらの体の方に限界がきたようだ。

 こういうときには、眠るしかないのだが、野球のWBCの結果気になって眠れない。悪いパターンだ。

 ところで、本日、ETCをめぐってテレビでいろいろと議論がなされていた。そこで、面白い意見があった。ETCをめぐる補助政策への疑問であった。その人は、いまの政策はおかしいというのだ。というのも、ETC使用者だけ高速料金の値下げし、現金は値下げしないからだ。

 その意見も理解できるが、今回の政策は「取引コスト」節約政策なのだ。現金支払テムとETCシステムとを比較すれば、明らかに後者は効率的なのだ(渋滞解消も含めて)。しかしその移行には、いろんな取引コスト、テェンジング・コストが個々人にかかるために、人々はスムーズに移行しないのだ。そこで、この取引コストを節約してより効率的なシステムへと移行するというのが、今回の政策の意義のひとつであろう。

 このことが理解されているのだろうか?

 今回、たくさんの人々がETCシステムへ移行しようとしているが、このことはいかに移行費用、取引コスト、チェンジングコストが高かったのか、を物語っているように思える。

 

2009年3月18日 (水)

WBCはおもしろい

いま、本当に忙しくて、ブログを書くこともできないほどだ。そんな中でも、WBCはおもしろい。日本にがんばってほしい。しかし、今日も、韓国は強かった。日本、残念。

 理想としては、決勝ラウンドでは、アジア勢として日本と韓国が進出し、米国勢として米国とベネズエラが進出してほしいものだ。

 ところで、今日は面白い記事がネットで流されていた。多額の税金で存続している米国の保険会社AIGが、1億円以上のボーナスを幹部70人以上に支払っていたというものだ。つまり、税金でボーナスを支払っていたということだ。

 米国らしい。

 契約主義。個人主義。モラル・ハザード。やはり、米国では、ワークシェアリングなど成り立たないのだ。

 

2009年3月12日 (木)

大失態

 これから、慶応大学商学部では、新3年生の入ゼミ試験がはじまる。慶大以外の人たちにはよく理解できないかもしれないが、慶大ではゼミは必須ではない。新3年生の数よりも、ゼミの募集人数の方が少ない。つまり、ゼミに入れない3年生がでるのだ。したがって、必然的にゼミに入るには競争が起こるのだ。

 しかし、学生同士が競争し、戦々恐々とするだけではなない。実は、ゼミの方(教員)でも、より良い学生に来てほしいので、いろんな宣伝活動を行うことになる。まさに、就職試験と同じようなものだ。

 私は、数年前に慶応大にもどってきたので、学内では認知度が低い。その点は、不利なのだ。特に、私は三田でしか講義をしていないので、日吉にいる1、2年生にはまったく知られていない。知られてないどころか、30年も前に学生とのき以外、日吉にもめったにいかない。それを実証することがある。

(1)日吉に1回だけ授業をする機会があった。このとき、特別なので大学に交通費を請求できる。どのようにして、交通費を請求したかといえば、つぎのようなルートだ。田町→渋谷→日吉 地下鉄が通っているとは!!!!!知らなかった。

私が学生のときには、日吉から一番ちかいのは?ということで、日吉→渋谷→田町グループ、日吉→横浜→田町グループ、日吉→武蔵小杉→川崎→田町グループで競争したことがある。

(2)新宿で朝日カルチャーセンターで講義した後、横浜の自宅にもどるとき、久しぶりに新宿から渋谷で降りて、東横線に乗って横浜にいこうとした。東横線は混んでいるので、人が少い車両に乗った。

 自由ヶ丘あたりで、奇妙なことに気づいた。この車両は妙に女性が多いことに。多いどころではなかった。この車両は、女性しかいないことに気づいた。それでもなお、回りに男性はいないかと見渡していると、ある女性と目があった。「なぜあなたはここにいるの?」という目だった。

 私は、この車両が特別なものである証拠を探した。あった。ピンクの女性専用車両の掲示だ。しかし、大抵、時間帯が制限されているはずだと別の理由を懸命に探した。掲示に小さい字があった。しかし、それを読むと、「17時以降渋谷から横浜へ」とかいてある。何度も読んだ。だめだーどう解釈しても無理だ。憲法9条のようにはいかない。

 ここで、急にあわてるのもおかしいと思い、冷静になって次の日吉駅で乗り換えることにした。

 そこで、いろんなことを考えた。考えているうちに、少し怒りがわいた。おかしい。なぜ女性専用車両があるのか?同じ運賃で。きっと痴漢が多からかな?しかし、私のような人間にとっては、絶対に不公平だ。

やはり、女性もコストを支払うべきだ。どのようにして、コストを負担するのか?たとえば、本数は少ないが数本の電車だけすべて女性専用にするとか。そうすれば、女性もコストをかけてそのような電車を待って、のることになる。・・・・・・・・・などなど

 考えているうちに、日吉についた。そして、カッコ悪く降りようとしたら、ドアの近くに、1人だけ私以外に男性がいたのだ。砂漠の中のオアシスだ。彼は降りなかったが、私は降りて男女共通の車両に乗り換えた。そのとき、先ほどの男性の顔が見えた。「わ~女性だ」

疲れが2倍になった。結局、私は東横線に慣れてないということだ。そして、それはまた私がいかに日吉に行っていないということだ。私は本当に慶大の先生なのか?ということになる。

 しかし、4月からは日吉で「経営学」を教えるので、もうこんな失態は終りにしたい。そして、多くの2年生が菊澤ゼミに関心をもってくれるよう期待したい。

2009年3月11日 (水)

拙著『戦略学』ダイヤモンド社の重版決定

 本日、拙著『戦略学』ダイヤモンド社の重版が決定しました。読者のみなさんに感謝いたします。2刷は3月25日にできることになりましたので、まだ読んでない方はご購入して読んでいただければ、幸いです。

 最近、この「戦略学」の内容を中心に講演したり、朝日カルチャー・センターでも講義を積極的に行っています。

 よく考えると、昨日のブログでも述べましたが、本来、このような戦略学の講義などカルチャーセンターでは行わないような内容のことを説明しています。ビジネス・スクールなみの話をしています。

 また、大変ありがたいことに、どのようにしてカルチャーセンターでの私の講義情報を得ているのかわかりませんが、予想以上に多くの方々に来ていただき、感謝しております。

 受講者もバリバリのビジネスマンやコンサルの方が多く、質疑応答も、昔、中央大学のアカウンティングスクールで教えていたときと変わりません。非常に面白いですね。

 次回は3月24日で、最後になるのですが、「戦国武士に学ぶ戦略学」というテーマで、私が『戦略学』で提唱しているキュービック・グランド・ストラテジー(立体的大戦略:CGS)について説明する予定です。

 関心のある人は、ぜひ参加ください。

 私は、いまものすごい忙しいので、実ははやくやめたいのですが・・・・、『戦略学』の内容を多くの方に理解してもらうために、頑張ります。

 

 

 

2009年3月10日 (火)

拙著『戦略学』ダイヤモンド社の重版 そして朝日カルチャーセンター

 拙著『戦略学』ダイヤモンド社が重版になりそうです。昨年の8月に出版され、何とか1年以内に重版される可能性がでてきました。静かな売れ行きでしたが、皆様に感謝いたします。

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アマゾン 菊澤著『戦略学』ダイヤモンド社2400円+税

http://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E7%95%A5%E5%AD%A6%E2%80%95%E7%AB%8B%E4%BD%93%E7%9A%84%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86-%E8%8F%8A%E6%BE%A4-%E7%A0%94%E5%AE%97/dp/4478006075/ref=sr_1_10?ie=UTF8&s=books&qid=1214494299&sr=1-10

 特に、今回は社会人の方にたくさん購入していただいたのではないかと思います。

 今後は、この本をテキストにして、慶応義塾大学の学生に講義を行います。学生にも、立体的大戦略(キュービック・グランド・ストラテジー)を理解してもらい、実践してもらいと思っています。もちろん、慶大生には、新古典派経済学、M・ポーター、資源ベース理論、取引コスト理論、行動経済学、をしっかり理解してもらおうと思っています。

 さて、この『戦略学』については、朝日カルチャーセンターで、別の形で講義をしていています。前回は「ノーベル経済学賞に学ぶ戦略学」というテーマでキュービック・グランド。ストラテジーについて話をしました。たくさんの人にきていただきました。

 実は、本日、これから朝日カルチャーセンターで「軍事戦略に学ぶ戦略学」というテーマでキュービック・グランド・ストラテジーについて説明します。よくよく考えてみると、カルチャーセンターはこんなお話をする場所ではないのではないかと思ったりもします。というものも、実はいま私が悩み考えている最新のことをここで話すからです。今回は、キュービック・グランド・ストラテジーについて、より原理的に踏み込んだ話をする予定です。

関心のある人は当日でも参加できます。3月10日18時30分から、新宿西口の工学院大学の4階でやります。3000円ぐらいです。

そして、3月24日には、「戦国武将に学ぶ戦略学」というテーマでキュービック・グランド・ストラテジーについて、さらに突っ込んだ話をする予定です。当日参加も可能です。

関心のある人は以下をみてください。

http://www.asahiculture-shinjuku.com/kogakuin/koza/

 

2009年3月 8日 (日)

経営哲学をめぐる書評

 2009年4月から4週にわたって、「週刊ダイヤモンド」に書評を書かせていただけることになりそうだ。テーマは、「経営哲学」だ。

 いかにして、体系的に「経営哲学」に関連した本を選ぶか。ここが問題だ。実は、経営哲学に関するしっかりとした本は意外に少ないというのが、私の認識だ。こうした中で、どんな本を選ぶのか。関心ある人は、ぜひ4月を楽しみにしてください。

ーーーーー

 ところで、経営哲学学会の会長になったからとうわけではないが、いま経営哲学は非常に面白いと思っている。私は、今後は、カント哲学を徹底的に押し出したいと思っている。

 最近の講演では、いつもカントの哲学に触れている。私は、運がよく、学生時代にK・R・ポパーの科学哲学を研究していた。ポパーはカントの哲学に影響を受けており、その関連でカント哲学に触れていた。ポパーの科学哲学はカントの『純粋理性批判』の現代版である。しかし、本当に面白いのは実はカントの『実践理性批判』の方だ。この辺りを理解すると、カントとハイエクやカントとドラッカーなどの関係も面白くなる。

 ところで、カントは外国人、ドイツ人なので、日本人には?????と思うかもしれない。しかし、彼の哲学は普遍的な哲学であり、国民性とは関係がない。すべての人間に当てはまる普遍的な人間学なのだ。それゆえ、戦前、東大ではカント哲学が人気があり、それを学び、それを経営哲学として実践したすぐれた日本の経営者もたくさんいるのだ。

 カント哲学を日本の経営哲学として復権させたいというのが、私の願いだ。

 

 

2009年3月 7日 (土)

経営哲学学会関東部会のお知らせ

 私が経営哲学学会の会長になって初めての関東部会を、関東部会長の渡部直樹慶応義塾大学教授のもとで行うことになった。渡部先生をはじめ、報告者の皆様のご尽力で、素晴らしいプログラムとなり、感激している。

今回のプログラムは、私の認識ではどこの学会にも負けないほどの内容をもっていると自負している。後は、当日、面白い議論に発展してほしいと願うばかりである。

 学生や社会人の皆様も、学会員以外でも参加可能です。学問的関心、研究的関心、実践的関心のある方を拒否する理由はありませんので、ぜひ見に来てほしいと思います。

(関心のある方は、遠慮なく、このブログの私のプロフィールからメールでご連絡お願いします。あるいは以下の経営哲学学会HPから事務局へメールでご連絡ください)

経営哲学学会HPhttp://www.jamp.ne.jp/office.html

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営哲学学会関東部会のお知らせ

Ⅰ)日時

2009321日土曜日 午後13時から

Ⅱ)場所

慶応義塾大学 三田校舎1号館106号室

Ⅲ)プログラム 総合司会 慶応義塾大学 渡部直樹

1 関東部会長 開会の辞

  慶応義塾大学 渡部直樹

2:院生報告会 13時から

司会 早稲田大学 大月博司

慶応大学大学院博士課程 大芝周子

   「ビジネス・グループに対する2つの見方とその問題点」                

3:シンポジュウム 14時から

テーマ「金融危機に学ぶ経営哲学ー社会的責任、企業倫理、ガバナンスー」

司会 一橋大学 小松 章

報告者

1)麗澤大学 :高 巌 

「金融危機に学ぶ経営哲学と社会的責任」

2)明治大学 :出見世信之 

「経営哲学への利害関係者論からの接近」

3)横浜国大学:三戸 浩 

「企業は誰の為・何の為にあるのか?

  -公的資金注入・派遣切りから企業統治・企業の社会的責任・経営哲学を考える-」

休憩

討論

4 関東部会長 閉会の辞

   慶応義塾大学 渡部直樹

5:懇親会 1830から

場所:研究室棟1階 AB会議室

政治家に見る品のよさ

 現在、麻生政権をめぐって、批判的にいろいろといわれている。特に、麻生首相をめぐる批判には、厳しいものがある。他方、今度は、民主党の小沢代表をめぐって政治献金問題が浮上し、批判が向けられている。

 こうした中、マスコミ、テレビをみると、いつものように、政治不信だとか、政局混迷とか、いろいろといっているが、それこそまたか?という感じだ。「もういいよ」

 私は、昭和30年代生まれのノンポリ(大昔はやった政治無関心人という意味)なので、まったく別のところみて、いま感動している。その真実は、よくわからないし、たしかに政治的意図があるのかもしれないが、麻生首相の態度は政治家として品がいいと思った。

 マスコミのインタヴューアが、批判的な言葉がほしいという意図がみえみえで、麻生首相に「小沢さんの問題をどう思いますか?」と問うのだが、麻生首相は品がよく「私からとくにいうことはありません」と(私には)真摯な感じに見えた。その答え方が、いい感じだ!私は好きだ。

 同僚の中川氏問題のときも、そして他の政治が批判されているときも、実は麻生首相の態度は一貫していて、他の政治家の文句は一切いわない。「私からとくにいうことはありません」なのだ。最初は、政治的な意図があるのかなあ~と思っていたが、今回もそうだったので、いまはもしかしたら品がいい人なのかもしれないな~と思うようになった。

 政治家が問題を起こすと、いつもテレビにでてきて、マスコミの思った通りに、批判したり、皮肉をいう政治家が多い中、麻生首相の態度は私にとっては意外で、とても新鮮な感じがする。私は、だまされているのかな?

2009年3月 4日 (水)

菊澤ゼミを志望してくれた学生へ

 菊澤ゼミへの希望者が予想以上に多かったので、とてもうれしく思っています。私のゼミは事前の条件が比較的厳しいので、受ける前からかなり絞られています。

 別の箇所でも書いたと思いますが、まじめでやる気のある学生であれば、定員とは無関係に合格にしますので、菊澤ゼミを志望している学生は、しっかりと志願書と感想文を書いてください。手抜きの感想文はすぐにわかりますので・・・・・

 「がんばっているなあ~」という学生は落すことはとても難しいものです。

 毎年、そうなのですが、今年も菊澤ゼミを志望してくる学生はとてもまじめな学生が多いと想像しています。みなさんとお会いできることを楽しみにしております。

2009年3月 1日 (日)

朝日カルチャーセンターでの講義

 2月24日に朝日カルチャーセンターで「戦略学」の講義を行った。今回は、ある程度、多くの人が来てくれてホットした。やはり、戦略論の話に関心をもっている方が多いのだろう。

 その中に、私の大学時代の友人もいた。本当に久しぶりに会うことができ、非常にうれしく思った。2月9日に慶応大学の夕学での講演でも別の大学時代の友人が聞きに来てくれたが、同じことを言われた。

 「大学時代と同じ話方をしていて懐かしく思った」

 また、私の「戦略学」に関心をもってくれているコンサルの方もきてくれて、とても感謝している。この戦略学シリーズは後2回あるので、みなさんに満足していただけるように内容を充実させたいと思う。

 拙著『戦略学』ダイヤモンド社2008年について、以下の書評は興味深いと思います。

ただし、世界3「知性的世界」へのアプローチは、もちろん「取引コストを節約すること」だけではありません。『戦略学』のロンメルの事例でも触れているように、固定観念を利用したり、思想を利用したりすることも含まれます。「取引コスト」の操作は、知性的世界へのひとつのアプローチにすぎません。

http://www.outlogic.jp/modules/news/article.php?storyid=576

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