工学院大学・朝日カレッジでの戦略学講義
もう何度もブログで宣伝しているので、みなさん飽きたかもしれませんが、今年2月9日に慶応大学の夕学五十講で講演することになっている。なぜか昨年の暮れから、すでに満員御礼になっているのだ。まったく不思議な現象だ。
夕学五十講のHP
私自身まだそれほど一般には知られてないので、おそらく勝間さんが拙著『組織の不条理』を宣伝してくれたせいかもしれない。いずれにせよ、原因はよくわからない。
これに対して、朝日カルチャーセンターの講座はまったく人が集まらない。やはり私は人気がないのだろう。この講座は、朝日カルチャーセンターと工学院大学が提携し、「工学院大学・朝日カレッジ」という名のもとに行われる。これは、新宿にある工学院大学が場所を提供し、朝日カルチャーのネームバリューを工学院がいただくという戦略的提携なのだろう。
ところが、これが私にとってはまったく不利に働いているのだ。なぜ慶応大学の先生が理系の工学院大学で教えるのか?、と受講者に質問される始末である。
しかし、人数が多くないというのも、いい点がある。私は、今回は、以下のように最新の著書『戦略学』について講義する予定である。ここでは、実験的に自由に私がいま考えている最新のことをお話しようと思っている。人数も少ないので、聴講生と自由に話をしたいと思っている。第二回目は、いま書いている光文社新書の内容を簡単に紹介する予定である。第3回目は、冒険的な内容だ。
工学院大学・朝日カレッジ
http://www.asahiculture-shinjuku.com/kogakuin/koza/2008/11/1040.html
「経営戦略学入門」 火曜日 18:30~20:30
1回ごとの受講も、3回セットの受講もできます。それぞれの講座は1回で完結型となっています。
①2/24 ノーベル経済学賞に学ぶ戦略学
②3/10軍事戦略に学ぶ戦略学
③3/24戦国武将に学ぶ戦略学
さらに、4月以降の春季講座にもすでにお願いされており、今度は「経営哲学」という名の下に、以下のような内容で、CSRと関係した話をさせていだこうと思っている。
(1)ニックリッシュの組織論とヘーゲル哲学
(2)バーナードの組織論とカント哲学
(3)ドラッカーの組織論とカント哲学
もうここまできたら、朝日カルチャーセンターと心中するつもりで、私のすべてを工学院・朝日カレッジで出しつくしたいと思っている。
と、意気込んでいるが、定員があまりに少なくて、講座が閉鎖されるかもしれない。
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