戦略学 キュービック・グランド・ストラテジーの事例
拙著『戦略学ー立体的戦略の原理』ダイヤモンド社で、キュービック・グランド・ストラテジーという戦略の哲学を展開した。これは、経験科学ではなく、哲学なのだ。
この本では、世界は物理的世界、心理的世界、知性的世界から形成されていると考え、これら三つの世界に対して戦略的にアプローチしないで、ひとつの世界だけに適応しようとすると、他の世界が変化し、淘汰されてしまう。この現象を「戦略の不条理」と呼びたい。この不条理を回避するために、三つの世界に対して、立体的にアプローチするというのが、私が主張するキュービック・グランド・ストラテジー(CGS)なのである。
この本では、CGSの事例はない。あえて入れなかった。事例があると、古くなるからだ。しかし、それでは読者は現実感をえないだろう。
そこで、私はここでCGSに事例を示してみたい。これは、慶応義塾大学菊澤ゼミの山田君がCGSのフレームワークで分析した事例だ。いま、時間がないので、後で解説しますが、以下のPFDで想像してみてください。
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