拙著『戦略学』の反省点
拙著『戦略学』に関して、反省点を述べてみたいと思います。
このブログでも何度も述べたように、最近、あまりにも「戦略」「コーポレート・ガバナンス」などの言葉が安易に使用されすぎて、問題があるといってきました。
まさに、この点で、拙著の『戦略学』にも問題があります。最近では、「戦略」と「戦術」「作戦」の区別は無用などという意見もありますが、私はそうは思いません。そのような状態は、単に学問としてあるいは知識として発展していないだけだと思います。
実は、拙著『戦略学』では、「戦略」と「戦術」と「作戦」を明確に区別していません。あえて、ここで区別するとすると、以下のようになると思います。
拙著『戦略学』の注釈として、以下の点をご理解ください。
1)物理的世界、心理的世界、知性的世界のそれぞれの世界で展開される生き残りの方法が「戦術」です。
2)その戦術を実際に実行可能なものへと操作する方法が「作戦」です。
3)これら三つの世界で展開される三種類の「戦術」をより効果的に体系的に実行する方法が「戦略」です。つまり、これがキュービック・グランド・ストラテジーであり、立体的大戦略です。
以下のようなメタファーでもいいと思います。
1)普遍的原理=戦略
2)その原理にもとづいて導出されるモデル=戦術
3)そのモデルにもとづいて導出されるテスト命題=作戦
以上のように、いま、イメージしていますが、もっ厳密に検討してみたいと思います。その結果がまた変わるかもしれませんので、お許しいただきたい。
真理なる定義はありませんので、常によりよいものへと進化させたいと思います。
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