経営史学会の巨匠・巨人・大家
いままでいろんな学会で、いろんな先生の報告を聞いたが、最近、最もすごいと思った先生がいる。経営史学会の巨匠、由井常彦先生だ。もう相当のお歳なのだが、そのオーラは、とにかくすごい。
若い人にとって、そして私のような若輩ものでも、学会発表となると、緊張するものだ。だから、顔はこわばり、報告が終わった後は、ほっとする。まったく余裕などないものだ。
しかし、由井先生は違っていた。
終始、ニコニコと、本当に楽しそうに、語られる。もう本当に学問が好きで好きでたまらない。そういったオーラで、満ちている。自分も、年をとったら、あのように楽しそうに説明できるかなあ~、そうなりたいなあ~と、本当に思ってしまうものだ。
今回の経営哲学学会では、その経営史学会の大家、由井先生が登場してくださる。そのご講演内容だけではなく、その報告される姿にも、ぜひ注目してほしいものだ。とくに、若い研究者にはぜひともみてもらいたい。きっと何かを感じるはずだ。
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