新著『戦略学』ダイヤモンド社
数年前から、ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レヴューの編集部の方から依頼され、何度も話し合って、やっと新しい経営戦略論の本が完成しそうだ。原稿は、すでに私の手を離れた。
タイトルは、シンプルに『戦略学』になった。最初は、売れることを意識し、もっと現代的なネーミングも考えたが、DHBRの編集長が、「この本は小細工はいならない、長く残る本かもしれない」といってくれたようで、方針を変え、もっともシンプルな『戦略学』になった。
私は、このタイトルをとても気に入っている。
アマゾンではもう予約がでているので、関心のある人は、ぜひ早めに購入してほしい。
アマゾン『戦略学』
http://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E7%95%A5%E5%AD%A6%E2%80%95%E7%AB%8B%E4%BD%93%E7%9A%84%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86-%E8%8F%8A%E6%BE%A4-%E7%A0%94%E5%AE%97/dp/4478006075/ref=sr_1_10?ie=UTF8&s=books&qid=1214494299&sr=1-10
この本では、私のかなり広い範囲の知識が網羅されており、後で、目次を見て、自分でも驚いた。軍事戦略、経営戦略、科学の哲学、新古典派経済学、行動経済学、取引コスト経済学、軍事史などを網羅している。
また、クラウゼヴィッツ、リデルハート、ポーター、バーニー、コア・コンピタンス、ブルーオーシャン戦略、行動経済学、心理会計、取引コスト経済学、バランスド・スコアカードなど、この本を読むと、戦略論の基本知識を学べるようにも工夫してある。
しかし、それらはすべて、私が考える新しい戦略思想、「戦略のキュビズム」、「キュービック・グランド・ストラテジー」を展開するための、前座にすぎない。
三つの実在世界を対象として、ひとつの直接アプローチ戦略と二つの間接アプローチを立体的に展開する「キュービック・グランド・ストラテジー」を、ぜひ本書を通してたんのうしてほしい。
本書では、ピカソの絵のように、立体的な大戦略が必要な時代がきていることを強調したい。今後、徐々に、この本の解説をして行きたい。
「キュービック・グランド・ストラテジー(立体的大戦略)」、自分でもいうのが恥ずかしいのだが、その実用性については、慶応大菊澤ゼミの学生が、非常にうまくこのフレームワークを用いて現実の企業を分析したケースをこの目でみることができたので、私も驚くとともに、自信をもっている。
本書では、内容が陳腐化しないように、意図的に事例を少なくしている。もしこの本が売れるようなことがあれば、もちろん、事例集も考えている。
(同じような内容で、もっと面白い本も並行してに企画している。こちらも、後で紹介してゆきたい。こちらは軍事戦略中心で、人物中心の内容になる。)
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菊澤先生
さっそく注文いたしました。
この本により、念願だった先生のマネジメント・セオリーを学ぶことができます。
今まで経営学の知識は混沌としていましたが、やっと私も経営学の基本を体系的に学ぶことができそうです。
この本を通じて、スタートから学びなおしたいと思います。
投稿: Sato | 2008年7月11日 (金) 午前 01時29分
Sato様
菊澤です。早速、拙著を購入していただき、感謝しております。
しかし、今回の著書は、おそらくsatoさんが期待している「マネジメント・セオリー」ではありません。
中央大学のアカウンティング・スクールで行った1回限りの「マネジメント・セオリー」の講義内容については、またいつか別の本として書きたいと思っています。
ということで、どうか、この点、ご理解、お願いいたします。
投稿: 菊澤 | 2008年7月11日 (金) 午後 12時31分
菊澤先生
イシカワです。
新著、かなり楽しみにしております。
できれば早く概要を知りたいです。
密かにゼミで使わせていただければと思っていますので。
追伸:12月にゼミ生一同お待ちしております。
投稿: イシカワ | 2008年7月11日 (金) 午後 03時47分
イシカワ先生へ
菊澤です。
コメントありがとうございます。
献本しますので、もうしばらく待ってください。ゼミでも使用していただけると、助かります。
それから、12月には、何とかインゼミを行いたいものです。
投稿: 菊澤 | 2008年7月11日 (金) 午後 11時39分
菊澤先生
そうでしたか。
でも、マネジメントセオリーが、いつか出版されると聞いて安心致しました。
本当に楽しみにして待っております。
今回の本で、先生の新しい理論を学ばせていただきます。
投稿: Sato | 2008年7月13日 (日) 午前 12時46分
これはひょっとして、昨年9月ごろに予告されていた「2つの新しい革新的研究」のうちの、一方のご成果でしょうか。
いずれにしましても、概要のご説明だけでワクワクしてきました。アマゾンから届く日が待ち遠しいです。
投稿: 教授経験のある実務家 | 2008年7月13日 (日) 午後 02時44分
教授経験のある実務家様
菊澤です。
コメントありがとうございます。
昨年の予告を覚えていてくださり、感謝しております。
今回の拙著『戦略学』に関して、読者がどのくらい革新的と思われるかはわかりませんが、今回の『戦略学』は、普通の経営学者の「経営戦略論」の枠を完全に超えているという点では、革新的だと思っています。
もう一つの研究も並行して着々と進めておりますので、またよろしくお願いします。
投稿: 菊澤 | 2008年7月13日 (日) 午後 11時10分