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2008年6月

2008年6月15日 (日)

本の読み方 坂の上の雲

 みなさんは、どのような本の読み方をするでしょうか。

はじめから、真面目に読む人がいるでしょう。また、作者の経歴をみてから読む人もいるでしょう。さらに、あとがきやまえがきを読んでから、読み始める人もいるでしょう。

私はいつの頃からか、本は辞書的に読んでいる。まず、自分がいま必要としているあるいはいま持っている問題を解決してくれる内容を本を辞書的にさがす。それは、ある本の一章かもしれない。そこから、問題が解けないと、全体を読むことになる場合もある。だから、あまり最初から本を読むという習慣がない。これは、邪道だが、合理的な本の読み方だ。と思う。

しかし、この方法でうまくいかなかった本がある。それが、司馬遼太郎の『坂の上の雲だ』若いとき、日露戦争のところだけを知りたくて、そこを辞書的に読もうとして失敗した。この読み方では、この本は面白くないのだ。

ところが、この本は初めから読むと本当に面白いのだ。不思議な本だ。いま文庫で何巻にもなっているが、もし読んでない人がいたら、とにかく第1巻から読んでほしい。

 映画「二百三高地」の主題歌 さだまさしの防人の歌はすばらしい。

2008年6月 8日 (日)

インタヴュー

 先日、学会誌『経営哲学』に掲載するために、学会会長を含め4人で、銀座テーラー鰐淵恵美子社長にインタビューをした。

http://www.gintei.com/index2.html

 実は、私自身は実務家と会うことが苦手で、しかもそれほど関心もなく、特に最近はやりの現場での聞き取り調査などは、できれば避けたい人間なのだ。

 この点に関して、最近、経営史の大家である由井先生にお会いしたところ、非常に面白いお話をお聞きした。由井先生もそうらしいが、由井先生の知り合いである米国の経営史の大家チャンドラー教授も実は現場への聞き取りは好きではなかったというのだ。みんな徹底的に文献・資料研究をしたというのだ。

 さて、話しは戻るが、そんな私なのだが、今回のインタビューは面白かった。とにかく、鰐淵社長の旦那さんの破天荒な生き方、古き良き慶応ボーイの話は面白かった。まるで物語を聞くようだった。

 すでに、旦那さんは亡くなられているが、奥様でいらした社長もどこか影響をうけているようで、小さい人ではなかった。魅力ある社長だと思う。

 今回は、基本的にインタビューの内容をそれ自体を学会誌に載せるので、学会員は面白いエピソードを知ることができると思う。

 しかし、2時間にわたるテープおこしが残っている。これからが、大変だ。

この記事に興味を持った学会員はぜひ銀座テーラー一着を!

http://www.gintei.com/index2.html

2008年6月 2日 (月)

拙著『組織の不条理』の行方

 拙著『組織の不条理』が再販されてから、3か月経った。ネットで売れ行きを見ていたが、現在、ネット上の本屋ではどこも売り切れている。

組織の不条理―なぜ企業は日本陸軍の轍を踏みつづけるのか

アマゾン

http://www.amazon.co.jp/%E7%B5%84%E7%B9%94%E3%81%AE%E4%B8%8D%E6%9D%A1%E7%90%86%E2%80%95%E3%81%AA%E3%81%9C%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%99%B8%E8%BB%8D%E3%81%AE%E8%BD%8D%E3%82%92%E8%B8%8F%E3%81%BF%E3%81%A4%E3%81%A5%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B-%E8%8F%8A%E6%BE%A4-%E7%A0%94%E5%AE%97/dp/447837323X/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1202316569&sr=1-2

e-hon

http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000030761470&Action_id=121&Sza_id=F2

楽天

http://item.rakuten.co.jp/book/1205915/

その他、セブン・アンド・アイでも。

しかし、書店では残っているのだ。たとえば、池袋のジュンク堂ではたくさんある。

http://www.junkudo.co.jp/search2.jsp?ARGS=%8Be%E0V&VIEW=word&x=27&y=8

紀伊国屋にもある。

https://bookweb.kinokuniya.co.jp/hb/honten/wshosea.cgi?W-FAUTH=%8B%65%91%F2%8C%A4%8F%40&RECNO=1&HITCNT=020

これはどういうことだろう。「組織の不条理」は売れているのかどうか。わからない。問題は、地方の人や忙しい人は本屋ではかえないとなると、結局、アマゾンの高い中古を買うことになる。これはとても不幸なことだ。

機会があれば、文庫で出したいものだ。

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