日大での期末試験
昨日、日大で現代企業論の試験をした。内容は「組織の経済学」を中心に教えているのだが、驚いたことがいくつかあった。今回は、学生にどうしたらいい点が取れるか、書き方の講義を最後の授業で話をした。
そして、昨日、試験直後、さっと答案をみた。その結果、ほとんどの学生がしっかり教科書を購入し(私の試験は教科書があれがほとんど書けるのだが・・・)、しかもしっかり答案を書いていたので非常に驚いたし、感動した。本当に、言った通り、正直に書くんだなあ~と驚くとともに、みんないい点になりそうで、今年は採点に困りそうだ。
しかし、もっと驚いたことがある。あまりに正直すぎて、(ご存知の通り、たくさん書く人のために答案用紙の裏も書けるようになっているのだが)、答案用紙の裏のはじめに「ここから書き始めてください」と書いてあるのだが、本当に答案用紙の裏から書き始めた学生が意外に多くいて、びっくりした。
なんて正直な学生なんだろうと、改めて驚いたし、何かほのかなものを感じたなあ~。
« 開かれた研究会:新制度派経済学研究会 | トップページ | 本とサイン »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 行き着くところはゲシュタルト心理学(2021.01.19)
- 日本政府、組織の不条理(2021.01.05)
- リスクと不確実性 どちらも解けない。(2020.08.18)
- 謹賀新年 最近の本の傾向(2020.01.04)
- サガン鳥栖について(2019.02.24)
コメント