慶応大学菊澤ゼミナールHP

私の趣味

私の著書

新制度派経済学と限定合理アプローチの本

経営哲学学会HP

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007年2月

2007年2月 8日 (木)

イライラ通り:ナッシュ均衡

 私はいろんな大学に非常勤講師として出かけているが、大学に行くまでにあるいは大学から家路につくまでに非常にイライラする大学がある。立教大学だ。

 これは立教大学の学生に問題あるということではない。立教大学の学生自身も感じているのではないかと思う。

 立教大学にいくまでの道の幅が、あまりにも狭いのだ。三人並んで歩かれると、完全に道はふさがれてしまう。追い抜くことができない。道があまりにも狭いのだ。

 私の講義が終わるのは16時20分、そこからいそいで歩いて池袋駅へ、そして16時30分頃の電車に乗りたいのだ。

 しかし、道が狭い。あまりにも狭い。前をのんびり歩く3人組の学生を抜くことができない。いらいらする。ときどき、気が利く学生もいて、後ろでいらいらしている私の怒りのエネルギーに気づき、よけてくれる学生もいる。しかし、非常に稀なことだ。5%ぐらいの確率だ。

 最悪なのは、真ん中に女子学生がいて、両脇を男子学生がかためるというパターンの3人組だ。完全なる均衡状態だ。向こう側から、歩いてくる人がくると、一瞬、どちらか気のきくほうの男が一歩さがるが、すぐに3人並んで歩こうとする。安定均衡だ。局所的安定均衡だ。まさに、競争しているのだ。

 いやナッシュ均衡かもしれない。後ろにいる私にとって。無理やり、追い越そうとすると、道を大きくはみだして車にはねられそうになるからだ。最適ではないが、この状態を維持せざるをえないのだ。

 この均衡を破るために、後で歩いている私は、いらいらして真ん中にいる女子学生の頭を「天誅」とか叫んで、後ろから叩きたいくらいだ(東京裁判で東条の頭を叩いた人物の気もちだ)。お前が、右か左に寄って歩けば、一列あいて、私は追い抜けるのだ!!!と。

 さらに、付属小学校の子供が4人ぐらいで並んで歩いているときなど、幅跳びか高飛びの選手になって、飛び越えたい気もちになったり、ラグビーの選手なってタックルしたくなるような気持ちにもなる。

 こういった感情を何度抱いたことか。とにかく、ストレスの高い道だ。しかし、いま書いていて分かったのだが、実は気持ちを若返らせる効果がある道かもしれない?

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30