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2007年1月

2007年1月21日 (日)

No4 2007年度 菊澤ゼミ入ゼミ情報-提出レポートへの注

菊澤ゼミの入ゼミを考えている2年生へ

(同じことが菊澤ゼミのHPにも書いてありますが、このブログを読めば十分です。)

★提出レポートについての注★

提出していただくレポートはどれだけ「組織の経済学」「新制度派派経済学」「経営学」「経営戦略論」について知っているか、という知識量に関する試験ではありません。

私は、傲慢な人間なので、「私の専門である「組織の経済学」「新制度派経済学」などは、ゼミに入ってから私が徹底的に教えます」という感覚でゼミを展開しています。事前に、たくさん知識を蓄積しておいてほしいなどのセコイことは、まったく考えていません。

レポートを通して、うまくいえないのですが、みなさんのもっている「何か」を見てみたいというが本当のところです。それは、もちろん、この学生は論文をかけるのかなとかという点であったり、学問・研究への真摯な気持ち、読み込みの深さ、知識に対する無知な傲慢さ、何か良いプライドの高さ、文章整理の仕方のセンスなどいろいろです。

言い方を変えると、「このレポートを読んだら、私を落とす合理的な理由はないですよね」と思わせるようなあるいは説得してくれるようなものであれば、最高ですね。

いずれにせよ。一生懸命に書いていることが伝わるようなレポートをみて、落とそうと思う人はいませんので、ナーバスになる必要はありません。

逆に、手抜きのレポートはすぐに見抜きますので、避けてください。

むかし、ある大学の大学院での授業で、私の本に関するレポートを提出させたことがありますが、賢くない大学の学生は、ネット上の書評をそのままコピーしてきました。

ネット上の書評を参考にするのは、大いに結構です。どんどん参考にしてほしいと思います。

しかし、そのままコピーするようなことだけは、避けてほしいものです。


組織の不条理
http://www.outlogic.co.jp/modules/news/article.php?storyid=455

クラウゼヴィッツかリデルハートか(DHBR)http://www.outlogic.co.jp/modules/news/article.php?storyid=210

その他、アマゾンなどたくさんあります。

2007年1月20日 (土)

2007年度の私の予定

2007年の予定は以下の通り。

 昨年2006年はたくさんあって細かいことは省略させていただいた。
 
 ただ、経済産業省の方々が、私の本を読んでくださっているようで、昨年は「通商白書」担当者の方々をはじめ、いろんなキャリアの人たちと会うことができ、有意義であった。

 経産省のキャリアの方々は、自分たちの担っている問題を解決するために、本当によく本を読んでいるという印象を受けた。関心があれば、直接著者に会いにくるというスタイルだ。

 中央大学のときには、民間からのお誘いが多かったたが、慶応大にもどってからなぜか官庁関係の方とあう機会が多い印象がする。

2007年1月24日
●経済産業省 外郭団体
(財)情報処理教育研修助成財団の機関誌「FINIPED」
「コーポレート・ガバナンス」に関するインタヴュー

2007年2月14日
●中央学院大学で講演
「コーポレート・ガバナンス、CSR、企業価値は関係しているのかーエージェンシー理論からの回答ー」

3月
●PHPにインタヴュー

4月7日
●ドイツ経営学研究会 報告

6月6-7日
●日本原子力文化振興財団主催
柏崎での勉強会で講演

8月
●光文社新書『命令違反は組織を伸ばす』発売
●扶桑社新書『なぜ上司は、かくも理不尽なのか』発売

9月1日
●経営哲学学会
シンポジュムで発表
9月11日
●経営行動研究学会
コメンテータ

10月1日
●雑誌『販売革新』
編集長宮崎さんにインタヴューされる。

11月7日
●明治学院大学 コーポレート・ガバナンス講演
11月17日
●千葉で 「組織の不条理」講演

12月1-2日
●中国上海で国際シンポジウムに招聘
 英語論文提出

●ラジオNIKKEIで4回にわたって「ダメな上司の合理性ー組織の経済学入門」を講義予定。
参考書 菊澤著扶桑社新書『なぜ上司とは、かくも理不尽なのか』2007年8月30日発売

●現在、ダイヤモンド社HBRから、新しい戦略論の
本出版に向けて調整中 原稿提出

12月15日

●日本経営学会シンポジュムで、コメンテータを担当する。

12月21日

●ナイス社長平田さんから講演依頼あり、800人以上の社会人前で話す予定。

その他、論文2本の原稿

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・・・・・・・・・・

学者として、今年最大の仕事は以下の本の出版だ。

(1)光文社新書から軍事に関連する組織・経営・管理・戦略の本の出版

(2)戦略論の本出版

昨年は、組織の経済学関係の本を学者や学生向けに2冊書いた。中央経済社から出版した『業界分析 組織の経済学』はダイヤモンド社のベスト経済書32位に選んでいただいた。また有斐閣から出版した『組織の経済学入門』も売れ行きは悪くなさそうだ。

今年は、一般の人たちに向けて本を書く。教科書と違って、これがもっとも難しい。勝負の年だ。

●論文2本の原稿
新しい研究方向を示す論文を書きます。いやすでに強制的に書かされる予定です。

2007年1月17日 (水)

No3 2007年度 菊澤ゼミ入ゼミ情報

 「2007年度の菊澤ゼミの募集人数は15名程度」

これについて、私の現在の心境をお話したい。

菊澤ゼミは新規ゼミで、今年で2期めとなる。そのため、どれだけの学生が応募してくるか、現在のところ、実はまったく読めていない。

(1)もし10-15名ぐらいの応募者がいれば、数名落として打ち切り。もちろん、良い学生は定員とは無関係に受け入れ。

(2)もし15名以上の募集者がいれば、厳選しつつも15名+α。もちろん、良い学生が多ければ、それに比例して受け入れ数は増加。

(3)もし10名以下の応募者の場合、数名落として、5名ぐらい、二次募集する。

私の現在の甘い予想では、いまのところ(1)になるのではないかと思っている。菊澤ゼミを強く希望しているマニアックな学生(たぶん勉強したいという人)が8人ぐらいはいるのではないかと予想しているのだ。そして、その他、迷いながらも受ける学生が数名いるのではないかと甘く見積もっているいうことだ。

一般に、ゼミの適正人数は10-15名ぐらいだ。15名を越えると、「エージェンシー理論」的に学生の「モラルハザード」が多発し、ゼミは非効率になる。現在の1期生に2期生が加わると、学生のモラルハザードの発生確率はさらに高まるだろう。

また、人数が多くなると、「モニタリング」する教員側もコストが高くなるので、手抜きとなり、加速度的にゼミ組織は非効率になる。「ガバナンス」・コストが高すぎるのだ。とくに、やる気のない学生の影響力は強く、伝染病のようにゼミ全体に広がるものだ。

現在の1期生の場合、4年生がいなかったために、私もある程度モニタリングできたし、それ以上に学生のモチベイションが高く、彼ら自ら「ボンディング」行動をとってくれた。私は学生に非常に助けられた1年であった。いま、振り返ってみると、よく勉強してくれたと思う。学生も自信が少しついたのではないかと思う。

しかし、私がイメージしているゼミの雰囲気にはまだ達していないのだ。私が期待しているのは、後輩になる2期生3年生の中から、先輩の1期生4年生を論破するような学生がどんどん出てくることだ。ゼミ終了後には、先輩を気遣うぐらいの余裕をもった学生の出現。そして、これに対して、論破されないぞ、と必死に頑張る4年生。まあ、「インテリ ヤクザ」ともいえる学生集団だ。(実は、私がそんな悪い学生だったのだ。)

きっと、こういった学生が2期生からでてくるのではないかと期待している。1期生も2期生にいじめられないように、気を抜かないように、ぜひともがんばってほしい。「研究会の議論の場では、上下はまったく関係なし。議論の場が終わったら、社会性を十分考慮して対応すること」。これが、菊澤ゼミの原則の一つだ。

以上のお話で、また入ゼミ希望者は減ったかな?(これをエディップス効果という)

そもそも専門用語が多すぎる?

今回は、エージェンシー理論の理解度テストでした。(これは冗談)

 

2007年1月16日 (火)

No2 2007年度 菊澤ゼミ入ゼミ情報

菊澤ゼミ入ゼミ情報 NO2

 昨年は、菊澤ゼミは新規ゼミであり、説明会も遅く、1月半ば過ぎというハンディーがあった。また、私が慶大の学生であった時代と違って、入ゼミ試験をめぐる競争が恐ろしく激化しており、各ゼミの活動も熱心で、昨年は新規参入ゼミである私はとてもついていけなかった。

 こうした状況であったので、昨年は新規ゼミの宿命である2次募集に多くの学生が集まり、実験的に多めにとったという経緯がある。しかも、できるだけ多様性のある学生を見てみたいと思い、意図的に多く採用した。

 しかし、今年は6月からゼミの説明会に参加できたし、1期生のゼミ員も非常にかんばってくれたので、菊澤ゼミの存在も少しは2年生が認識してくれているのではないかと思う。

 とくに、菊澤ゼミは金曜日にゼミを行っているため、金曜日にオープンゼミを行ってきたのだが、残念ながら金曜日は日吉で「応用経営学」という科目があり、しかもそこでは毎回マークシートで小テストを行うため、2年生が菊澤ゼミのオープンゼミに参加できない状況にあった。

 しかし、何とそのような状況でも、熱心に菊澤ゼミのオープンゼミきてくれた学生が意外多くいたので、感動した。私の方が、応用経営学を落とさないように心配するほどだ。しかも、すでに私の専門であり、ゼミの研究分野である「組織の経済学」、取引コスト理論、エージェンシー理論などに関する本も読み始めている学生もいるようで、何回目からのオープンゼミでは、かなり良い質問すらしていたので、驚いた。

 さて、来年度の通常のスケジュールは以下の通り。

(1)月曜日の午後はサブゼミ

(2)金曜日の午後は本ゼミ

 本来は、サブゼミは学生たちだけでやってほしのだが、私も参加し、2期生を鍛えたいと思っている。

 私が望んでいるのは、とにかく学生が自主的に勉強会を開いてくれるようなゼミだ。あるいは、私の考えは古臭いかもしれないが、喫茶店にいようが、飲み屋にいようが、ゼミ員どうして学問をめぐる議論で熱くなれるようなゼミだ。

 私も学生時代、勉強だけして生きてきた人間ではないので、わかることが一つある。どんな遊びも、結局、飽きるのだ。たくさん合コンにでて、多くの女性や男性と付き合って、マージャンをやったり、ボーリングをやったり、ビリヤードをやったり。結局、みんな飽きるのだ。

 しかし、学問は飽きない。深くて広い。おもしろい。そのことを社会人になって、はじめて分かる人も多い。その学問のおもしろさ、学問の広さ深さ、学問の美しさ、学問の品格、そんな感覚をゼミで共有したいものだ。

 しかし、あまり焦らないように、焦らないように、自分を抑えている。私が挫折するからだ。それでも、2期生にはどうしても期待してしまうのだ。

2007年1月15日 (月)

No.1 2007年度菊澤ゼミに関する入ゼミ試験情報

★★2007年度★★ 菊澤ゼミに関する入ゼミ試験情報 No1
謹賀新年

13日土曜日のゼミ説明会に来てくれた学生諸君ならびにオープンゼミに参加してくれた学生諸君、菊澤ゼミに関心をもってくれて感謝しております。

とくに、すでに「組織の経済学」に関心をもち、関係本を読んでくれている学生もいたようで、とても頼もしく思っております。ぜひ菊澤ゼミに入ってほしいと思います。

菊澤ゼミでは、ゼミの良い所をみせるために、演劇やお芝居のようなオープンゼミは行っていません。ゼミというものの良い所も悪いところも見てもらおうと、ゼミの実態をさらけ出しています。

2007年度募集に関して、現在、以下のようなイメージを持っていますので、ぜひ参考にしてみてください。

★募集人数 15名程度
(多少、少なくても、できれば1次で終わらせたいと思っています。)
2期生には、勉強の好きな人に来てもらいたいと思っています。もう遊びやスポーツは日吉の時代に十分やってあきたので、とにかく勉強をしてみたい。そういった人がいいですね。

金儲けだけのインチキ・コンサルではなく、真摯な研究者になりたいと傲慢に思っている人、大歓迎ですね。

それから、私の研究対象からすると、経営学もいいですが、ミクロ経済学も好きな人もいいですね。

成績の良い人はもちろん歓迎します。学者になれるかどうか、保証はできませんが、最悪でも就職は良い所へいけると思いますので、安心して勉強できますね。

また、成績の悪い人も否定しません。いまは景気がいいので、心配しないでも十分就職はできますので、安心して勉強ができます。もしかして研究者としてのセンスをゼミで発揮するかもしれませんね。

★入ゼミ試験は、以下のように考えています。
(1) 願書とともに提出するレポート(読書感想文1本 A4紙2枚程度)
「組織の経済学」、「新制度派経済学」、「契約理論」に関連する本・論文あるいは私(菊澤)の著書・論文(どれでも)あるいは「経営戦略」「経営組織論」に関する本・論文に関して何か1冊あるいは論文1本について、A4用紙2枚程度に(内容要約)と(感想)を書く。

対象図書・論文は、日本語でも英語でも、本でも論文でも構いません。新制度派経済学や組織の経済学、経営戦略論、経営組織論に関連する文献であれば、何でも結構です。できれば、私の著書や論文などの感想文を書いてくれるとうれしいのですが、とくに強制はしません。とにかく、本1冊か、論文1本について感想文を書いてください。

組織の経済学や新制度派経済学の文献(本、論文)の例としては、私のHPやブログ内に紹介しているあるいは貼り付けてある文献を参考にしてください。

なぜ感想文をみるかというと、菊澤ゼミでは論文・レポートをどんどん書いてもらって、どんどん発表してもらって、自己を表現してもらいたいと思っているのですが、2ページぐらいの感想文を読ませてもらうと、この学生は論文がかけるかどうか、意外にわかるからです。

(2) 面接
現3年生とともに面接を行います。

●研究が本当に好きなのかどうか。
●組織の経済学や新制度派経済学を研究してみたいのかどうか。
●私と相性が合うのか。他の学生とうまくやっていけるのかどうか。
●ゼミ中心に活動できるかどうか。
●組織人として行動できるかどうか。
その点を見極めたいと思っています。

以下の学生は難しいと思います。
×ゼミを同好会だと思っている人
×アルバイトやインターンシップ(否定しませんが)であまりに忙して、ゼミ活動がおろそかになる人
×体育会系のクラブで忙しい人
×自分の趣味に忙しい人

★★私の個人的な好み★★
Eメールなどで、すばやく連絡や論文添削のやりとりがメールできる人を好みます。連絡がつきにくい人、連絡反応の遅い人を、私はあまり好みません。私の経験では、連絡等の反応の悪い人は、大抵できが悪い人か、何かわけありな人が多いからです。(私自身も日々時間と戦って仕事をしていますので、どうかこの点、お願いします。)

その他、何か変更することがありましたら、ブログ等に書きます。

菊澤ゼミのHP

http://news.fbc.keio.ac.jp/~kikuzawa/

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