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2006年11月 6日 (月)

超俗的倫理学

 私と同世代の人にはプロレスファンが多い。意外に思うかもしれないが、私と同世代の慶応の先生にも隠れプロレスファンは多い。何と、実はこの私もそうなのだ。

 プロレスというと、うちの家内もそうなのだが、「なんて野蛮な・・・」と思う女性も多いだろう。あんな野蛮な番組など、子供には絶対に見せたくないと顔を背ける親も多いだろう。

 しかし、私が観ていたのは、血をながしたり、殴りあったりするそんな表面的なことではなかった。子供だった当時は、全くわかっていなかったが、プロレスにはストーリーがあるのだ。

 悪役の外人レスラーがいて、その悪役にいじめられる弱い日本人レスラーがいる。そして、それを助けに入るスパースターの日本人レスラーがいて、いつも最後に華麗に勝利を治めるのだ。正しいものが最後には常に勝つ。勧善懲悪。

 つまり、「正義」、「正当性」、「倫理」というものをプロレスに観ていたのだ。わかりやすい。感動ものだ。だから、プロレスを観て育った人間には「いじめ」など許せないのだ。卑怯なやり方は絶対に許せないのだ。

 しかし、やがてプロレスというものには、ストーリがあり、それは一種の八百長なのだということを知ることになる。しかし、そのことを知って、プロレスを嫌いになったわけではない。

 何と、そういった八百長プロレスに反旗をひるがえし、真剣勝負を挑んできた人間がプロレス界から登場してきたのだ。アントニオ猪木である。それが彼の提唱する「ストロング・スタイル」だ。嘘はダメだ。やはり、真実は勝つというメッセージを感じた。感動ものだ。

 ・・・・・・いろいろと書いたが、だから何をいいたいのか、て?

私は、プロレスから倫理教育を受けたということだ。同様に、「巨人の星」「アタック・ナンバーワン」などの漫画からも道徳を学んだと堂々といいたい。

そこで、若者に聞きたい。宗教に無関心な日本人は、いまどこで倫理を学んでいるのか。「K1」か「プライド」か。「のだめカンタービレ」か。???

本当に、いまみんなどこで倫理を学び、体得するのだろうか???

まさか、最近はやりの倫理の本ではないだろうね。

CSRの・・・

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