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2006年8月 5日 (土)

試験の採点

 非常勤講師をしている大学の前期試験の採点がやっと終わった。感想を述べてみたい。

 今回、私は、1度だけ出席を取った。できれば、救ってあげたいと思ったからだ。しかし、全く残念な結果がでた。もう二度と出席をとりたくない心境だ。

 1度だけ出席を取ったときに、出席していた学生の答案があまりにもひどいのだ。残念。あまりにひどい回答なので(ほとんど白紙で、やる気が感じられない)、救うに救えなくなった。そこには、あきらかに相関があるように思えた。むしろ、出席しているのだから、ちゃんと書けよ!何をしに授業に出ているんだ!と怒りさえ感じた。

 私の授業を理解を全く理解していない答案には、やはりこちらの心情としては、合格点はだせないのだ。たとえ出席していても。もう出席は取りたくない心境だ。しっかりしてくれよ。

 もう一つ。もし勉強してこないで、全く問題が解けないならば、とにかくあきらめて白紙でだしてほしい。採点する時間の無駄になるのだ。くだらないことは書かないでほしい。試験中にあれだけいったのに。白紙の回答は、汚い文字の砂漠の中のオアシスなのだ。

 「中間組織とはどのような組織か?」という問題がわからなかったら、とにかく書くな!白紙でだせ!余計な常識を使って、大企業におけるトップとロアーの間の組織などとくだらない答えを書くな!トップとロアーの摩擦をなくす秘密組織だなんて書くな。ゲシュタポではあるまいし。 こちらは、もう怒り狂うような心境だ。

 とにかく、疲れた。

 1ヶ月後、また馬鹿な学生から、なぜ私はDなのですかという問い合わせがくるのだろうなあ。疲れる。

 全く関係ない答えを書いた後には、満足感が残り、さらに時間がたつと、根拠のない達成感に変わるようだ。こういう意味でも、とにかくわからなかったら、書くなと言いたい。

 もっと凄いのもある。私はどうしてCなのですかという傲慢な質問だ。本当はDだぞ!こっちは気を使って強制インフレ評価をしているだ。

以上。

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