慶応大学菊澤ゼミナールHP

私の趣味

私の著書

新制度派経済学と限定合理アプローチの本

経営哲学学会HP

« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »

2006年5月

2006年5月23日 (火)

心のバイアス:経済心理学入門

 経営学史学会が熊本学園大学で開催された。私は、報告者としてANAニュースカイホテルに宿泊した。大学へのアクセスが悪く、ホテルに着いたときから、どのようにして会場の大学に行くのか気がかりだった。

 学会報告、当日、同じホテルに宿泊した先生が、朝食のとき、ホテルの横を流れる川沿をゆっくり歩いて行くと、1時間ぐらいで自然に大学につく、と長老の先生から聞いた、といっていた。そのとき、なぜか。私は美空ひばりの「川のながれのように」のタイトルを思い出した。しかし、私は報告者の一人だったので、熊本まで来て、ウエイトトレーニングをする余裕は全くなかった。

 とりあえず、その日の朝、街の中心の交通センターにバスで出ることにした。交通センターというほどだからバスがバンバン走っていると思った。ところが、交通センターでも、土日は大学へのバスがほとんどない。本日、唯一のバスがすでに出て行ったばかりだった。

 そこで、急遽、作戦変更となった。朝食で会った先生が、「昨日、路面電車に乗って水前寺公園までいってみたら、意外に大学に近かった」といっていたことを思い出した。そこで、まず水前寺公園まで行き、そこからタクシーで、という作戦に変更した。

 しかし、どうやって水前寺公園に行くか。これが問題となった。そこで、明らかに地元の人だとわるおばさんを見つけて、たずねた。しかし、通じなかった。相手のおばさんは首をかしげた。

 「熊本は言語が違うのか?」と一瞬思った。

 しかし、次の瞬間事態を把握した。

私は、「水前寺公園」を「きよみずでら」と言っていたのだ。「清水寺(キヨミズデラ)に行くにはどうしたらいいのですか?」 と聞いていたのだ。

 おばさんもびっくりしただろう。「熊本駅から、福岡へ、そして新幹線・・・・・」などと考えたかもしれない。しかし、おばさんもしばらくして気づいて「ここは京都ではない!」と注意されてしまった。

 これはボケとツッコミではなく、私の中の心のバイアス、まさに経済心理学的な現象なのだ。

  ちなみに、朝、私にいろんなアドバスをしてくださった先生と、大学で会ったのは昼。

「川沿を歩いてみました~~」と汗だくだくで、真っ赤な顔をされていた。

うわさを検証するとは、さすが学者。しかし、学会自体は観念論の世界だった。

2006年5月 7日 (日)

学会活動・講演活動2006年度

2006年度の予定は以下の通り。

●1月10日
「ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レヴュー」に論文「リーダーの心理会計」を発表

◎3月23日 
経営哲学学会 関東部会でキッコーマン副会長のコメンテーター。

●5月連休明け菊澤研宗編著『戦略と組織の経済分析ー応用新制度派経済学』中央経済社の原稿提出。

◎5月20-21日 
経営学史学会 統一論題 発表予定。

◎5月29-31日 
Pacific Business Association
Pan-Pacific Conference

●6月「三田商学研究」の論文原稿提出

●7月25日

 慶応大学 商学学会で発表

「リーダーの心理経済学ー取引コストと心のバイアスの影響ー」

行動取引コスト理論モデルによる分析について発表。

◎7月29-31日
経営行動学会 統一論題 発表予定。

行動エージェンシー理論をコーポレート・ガバナンス問題に応用する。

●7月30日 ドイツ経営学者の原稿提出

●9月4日 経営哲学学会でコメンテータ

●9月30日「コーポレート・ガバナンスの国際比較」の原稿提出

●12月 三田商学研究論文の提出予定

●12月 光文社新書の原稿を提出予定

最近の論文・学会活動2005年度

2005年の活動は以下の通りです。

論文
●2005年4月号『ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レヴュー』で「間接アプローチ戦略」についての論文を書きました。

クラウゼヴィッツとリデル・ハートを対象させて展開します。この論文は非常に好評でした。

●「コーポレート・ガバナンス政策としての時価主義会計ーM.ジェンセンのエージェンシー理論とF.シュミットのインフレ会計学説の応用ー」経営学史学会編『ガバナンスと政策ー経営学の理論と実践ー』文眞堂。2005年5月20日 97ー107ページ。

●「直接アプローチ戦略と間接アプローチ戦略ーゲーム業界をめぐる取引コスト理論分析ー」中央大学経済研究所年報 第35号 2005年5月18日
157-169ページ。

●『ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レヴュー 2006年2月号』執筆予定。
 「リーダーの心理経済学」

●『経営組織論を学ぶために』理想社
分担執筆予定。完了。

●『コーポレート・ガバナンスの多様性と収束性』
シンポジュム原稿。完了。

●編著『応用新制度派経済学』
原稿完成予定。

************************************************
学会・講演活動

●2005年4月2日
ドイツ経営学研究会で
拙著「比較コーポレート・ガバナンス」(有斐閣)
について発表 明治大学

●2005年6月24日
東京税理士会浅草支部(浅草ビューホテル)
なぜ企業は不祥事に導かれるのか
ー日本軍に学ぶ「組織の不条理」ー

●2005年7月3日日曜日
第7回 プレ大学院講座
主催:NPO法人「社会人大学院研究機構」 
後援:多摩大学大学院
プレ授業を行います。
テーマ
日本軍に学ぶ「組織の不条理」

●長野市学術講演
7月9日(土)14:00
ホテル国際21
テーマ
ガダルカナル戦の日本陸軍に学ぶ「組織の不条理」
-なぜ企業は不祥事に導かれるのか-

●盛岡市学術講演
7月16日(土)15:00
ホテルルイズ
テーマ
コーポレート・ガバナンスとは何か
-いかにして企業不祥事を抑止することができるのか-
●8月中旬 
タイへ

●8月後半 
サンフランシスコで調査研究

●9月3日 
経営哲学学会全国大会でコメンテーター

●9月8-10日  
日本経営学会

●9月22日ー25日 
上海理工大へ

●9月30-10月1日 
明治大学で日独シンポジュウムで発表

●10月30日ー11月2日まで 
香港大学へ

●11月26日 日本経営学会関東部会で司会(早稲田大学)

2006年5月 6日 (土)

温泉比較 草津VS石和

 温泉といえば、どこをイメージするだろうか。

 高級なイメージの箱根か。近場の横浜で、最近できた人工的な万葉の湯か。千葉の竜宮城か。

 Cimg1113_1 私はなんといっても何といっても薦めたいのは、草津温泉だ。草津温泉は本当に温泉街らいしい町だ。町全体がけむりにまかれ、湯畑から大量の温泉が流れ出している光景は絶景だ。温泉もいうことはない。風呂の温泉の質は「濃い」という印象だ。

 Cimg1069 また、旅館も素晴らしい。私はとくに「大阪屋」に感動している。非常にこじんまりしているが、非常にきれいな旅館で、また従業員全員のサービスは本当に素晴らしいし、料理が1品1品手抜きがなく、量も多い。聞くところによると、客が食べた料理をすべてデーターとして記録してあり、同じものを出さないようにしているらしい。

http://home.yadojozu.ne.jp/~osakaya/

 これに比べて、少しがっくりしたのは、石和温泉だ。何もない。車で行かないと、非常に不便。ホテル石庭は、とにかく料理の量は本当に多くおいしいが、大量生産的で、従業員にやる気があまり感じられない。残念。

 また、温泉の質も薄い感じがした。このままでは、町全体が廃れるのではないかと心配になるほどだ。草津温泉との差は歴然としており、町の人々は草津温泉研修・研究をかねていった方がいいと思う。Cimg1278

 

 やはりマネジメントの差かもしれない。

« 2006年4月 | トップページ | 2006年6月 »

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30