慶応大学菊澤ゼミナールHP

私の趣味

私の著書

新制度派経済学と限定合理アプローチの本

経営哲学学会HP

« 菊澤研宗著「比較コーポレート・ガバナンス論」有斐閣 第1回 経営学史学会賞受賞 | トップページ | ヨーロッパ編 »

2006年4月23日 (日)

米国編

米国

ニューヨーク滞在記

今年2003年9月1日から7日までニューヨークに滞在した。これまで1990年代ニューヨーク大学スターン経営大学院に留学し、その後、米国アメリカンセンターのご招待で視察した頃との経験を比較してみましよう。

1.日本人にとって治安がよくなった。
 10年前は、アメリカの景気が悪く、日本の景気がまだよたかった頃、ニューヨークの街を歩くと、ホームレスが多く、街の雰囲気が非常に悪い感じでした。ニューヨークの日本人は特に目立っており、すきあらば、日本人から金をとってやれという感じがあり、強い視線を感じました。
 しかし、今は日本人は特別ではなく、だれも日本人をそれほど意識していない感じでした。昔は、日本人と見られないように、ジーンズとスニーカーをはいてニューヨークになじめと言われていました。ジーンズをほとんどはいたことのない私が、ジーンズを買うために最初に入ったお店が当時まだ日本人にはあまり知らていないGAPでした。
 とにかく、いまは街がやさしい。豊かな感じ。夜も安心して歩けます。昔は行ってはいけないといわれていたロアーマンハッタンのABCストりートも今は若者の最先端のストリートになっていると聞いて驚きました。

2.ある意味で活気がなくなったチャイナタウン
 米国が不景気な90年代始め、ニューヨークのチャイナタウンはポロ・ラルフローレン、トミー、シャネル、そして高級時計などのブランドの偽物であふれかえり、非常ににぎわっていました。ですから、偽の時計を買うときには、「外見はブルガリで、中身はメイドインジャパンの印のある時計を買うと長持ちしていいよ」といわれていました。
 しかし、今回いってみると、偽ブランドはいっそうされていました。人もそれほど多くなく、中心であるモットー・ストりートも何か寂しい感じでした。言い方を変えると、やはり治安がよくなっているといえるのでしょう。

3.やはりミュージカルのチケットは劇場で

今回、ミュージカルを3つ観ました。
(モダン・ミリー)
これは最高!本当にアメリカらしい
カンザスからニューヨークへきた田舎娘がだんだん洗練されてニューヨーカーになって行く・・・・

(オペラ座の怪人)
これも最高!一押し!何回見てもいい
音楽、ストーりーすべてよし!
パリ・オペラ座の地下に住む天才化け物作曲家が
無名のオペラ歌手クリスティーに恋して
荒れ狂う・・・・・

(マンマミアー)
少し期待はずれ
ABBA世代の私としては、少し不満

70年代にはやったアバの曲に従って
無理矢理ストーりーを作った感じ・・・

チケットはどんなに人気のあるミュージカルでも劇場のボックス・オフィスに直接行って「Can I have todays ticket?」といえば100%購入でいます。MayIではなく、ニューヨークではCan Iです。

一番いいオーケストラ席は100ドル、これをホテルや旅行会社を通すと手数料20%(120ドル)をとられます。一度、お試しを!!!今回もこの方法で、いずれも舞台から正面3列目の席を確保できました。役者の表情がはっきりわかるので、最高!

今回、隣に座った米国人女性がやたらに「どうしてこのミューカルを選んだの?Why did you decide to choose this musical?」と何度も話しかけてきてちょっと解答に困りました。私の答えは、有名だから・・・・

4.グランド・ゼロでみたもの

 昔、ツインタワーがあったグランド・ゼロに行って来ました。本当に何もなく、びっくりしました。昔は、ミッドタウンのエンパイヤーステイトビルディングからダウンタウンを眺めるか、逆にダウンタウンのツインタワーからミッドタウンをながめるか。ニューヨークの二大展望場でした。

 しかし、もっと驚いたのは、ツインタワーのすぐ隣に「センチュリー21」というブランド品のデイスカウント店があったのですが、今でも全く壊れておらず、健在でした。たくさんの人でにぎわっていました。ブランドのデイスカウント店は強い!ここで、ブランドの財布でも買おうとおもいましたが、どうして米国の男性用の財布には小銭入れがないのでしょうか?・・・・

5.ファーストフード、レストラン
ニューヨークには、多くのファースト・フード店がありますが、相対的にみんな高くなっているように思いました。
私が好きなのは、スバロー(Sballow?)というイタリアンのチェーン店です。昔は、ピザ、パスタ、サラダ、飲み物で7ドルか8ドルでしたが、今回はパスタとサラダと飲み物だけで必ず10ドル以上でした。

10年前は、韓国人が経営するデリがニューヨークを支配していました。もともとデリはイタリア系でしたが、やがてそれを韓国系の人たちが買っていったということでした。今は、韓国系のデリだけではなく、イタリアン系、アメリカ系、・・・と多様化しているように思いました。

さらに、10年前には、寿司のファーストフード店が多くありましたが、今回はうまく出くわすことができませんでした。ほとんどなくなったのかもしれません。今回は、一度も日本料理を食べませんでした。なぜか。日本料理店はみな高級そうで・・・・一人では入りづらい・・・・

ファーストフード店の英語で、ニューヨークでは、順番を待っていると、店員が怒ったように「Who's next!!!」と言います。懐かしい。

6.日本的なGAP

昔、ニューヨークにはじめてきたとき、とにかくお店やスーパーがちらかっているのには驚きました。スーパーのウールワース、デパートのメイシーズ・・・果物が床に転がっていてもそのまま、お店で服が床に落ちていてもそのまま・・・とにかくルーズというか、少し汚いというか、これがニューヨークでした。

しかし、GAPは違います。今回、ニューヨークは小雨の日が多く、肌寒かったので、長袖を買おうとGAPに入ったところ、日本で見られる傘を覆うビニールを店員がわたしており、びっくりしました。日本的です。もう一店、先に紹介したブランドショップ「センチョリー21」でもビニールをわたしていました。

7.・・・・続く



ボストン
ボストンは、シーフードがおいしく、ニューヨークと違って英国風な街です。ボストンでMITから歩いてハーバード大学に行けると思ったのですが、思ったよりも遠く、ひどい目にあいました。アメリカの大学はとにかく広い。

ワシントンDC
地下鉄をはじめ、すべてが壮大で、人工的な街です。ただし、ジョージ・タウン大学近辺は、食べ物もおいしく、ざわざわしています。

フィラデルフィア
映画ロッキーが練習していたロケ場所である美術館に行きました。また、昔ながらの生活をしているアーミッシュも見てきました。なかなか良い街でした。

ニューオリンズ
素晴らしい街です。どこのレスランもおいしく、ジャズが聞こえてきます。ベニエというドーナッツもおいしい。
また、プランテーションと呼ばれる巨大農園もすばらしく、映画「風と共に去りぬ」を思い出しました。

アナポリス
この街は、米国海軍士官学校がある街です。海軍士官学校は本当に立派でした。小さい街で、黄色い家が多いように思いました。この街には、ワシントンが食事したというレストランがあり、とてもおいしいシーフードをたべました。

ウエストポイント
この街は、ニューヨークから北の方に位置しています。
陸軍士官学校のある街で、士官学校はお城の世界でした。
当時、私は防衛大の教官だったので、防衛大の校舎の貧弱さに恥ずかしい思いをしたものです。

サンフランシスコ
この街は、とても素晴らしい大人しい街です。
ツインピークス、金門橋、フィッシャーマンズ・ウオーフ、アルカトラス島など見るところがたくさんありますし、何よりもシーフードがおいしい。
チャイナタウンもあり、日本料理も食べれます。
ダウンタウンは、道も比較的広く、人もまばらです。

ロサンゼルス
とにかく街が大きいという印象です。
ニューヨークと違って、車がないと、
少し不便かもしれないという印象をもちました。
この街には、ジェーム・ディーンの撮影現場があり、
夜そこに行きました。
街自体というよりも、近くのデズニーランドやユニバーサルスタジオなどがおすすめかもしれません。

« 菊澤研宗著「比較コーポレート・ガバナンス論」有斐閣 第1回 経営学史学会賞受賞 | トップページ | ヨーロッパ編 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 米国編:

« 菊澤研宗著「比較コーポレート・ガバナンス論」有斐閣 第1回 経営学史学会賞受賞 | トップページ | ヨーロッパ編 »

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30