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2006年1月 3日 (火)

書初めとイノベーション

年末から、九歳の息子は正月に書初めをすると張り切っていた。新年になり、彼は準備ばんたんで、書初めに臨んだ。

 「何を書くの?」と私が聞いたら、息子は「新年」と書くと答えた。

ところが、気負いすぎて、なぜか最初の「新」の字が「親」という字の方向に進んでいるように思った。このことに気づいた息子も、あきらめて新しい紙に取り変えようとした。

しかし、私は「そのまま進まないと、勢いがなくなる」と助言した。

息子は気を取り戻し、再び書き始めた。やはり、息子の筆は予想した通り「親」という字に進んだ。そこから、私は「親子」か「親切」という字に進むと予想した。

しかし、息子の筆が進んだ道は、「親指」だった。

「新年」から「親指」、全く予想できなかった。イノベーション(革新)というものは、こういうものかもしれないと思った。

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