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2005年11月 4日 (金)

人の温かさと冷たさ

 今日は、午後、大学で会議があるために、いつものように電車に乗って出かけた。11月8日が「ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レヴュー」の2校の原稿締め切りだったので、電車の中で修正を行なっていた。 突然、鼻水のようなものが鼻の中で流れた。それは、鼻血であった。血がどんどん流れてきた。実は、朝から出ていたのだ。

 驚いて電車を降り、ハンカチで鼻を押さえた。東神奈川駅だった。ホームでしゃがんで、鼻血を抑えていると、沢山の人が、やってきて「これを使いなさい」とティシュやタオルなどを差し出してくれた。うれしかった。多くの人があまりにも親切にしてくれるので、逆に申し訳なくて、駅の階段を上り、トイレで、血が止まるのを待った。

 トイレの手洗いで、鼻にティシュを詰め込んで、鼻血が止まるのまっていると、トイレにやって来る人は、「邪魔だ、邪魔だ」という顔で私を眺めていった。みなとても冷たかった。鼻血が止まらないし、また出てくる可能性が十分あったので、今日は大学に行かず、医者に行くことにした。

 運悪ことに、大学事務室の電話番号がわからない。結局、自宅にもどって、大学に会議欠席の電話し、自宅で血止まるを待ち、医者に行った。どうも血圧が高いらしい。

 今日は、人の温かさと冷たさを両方みた。今日、私を助けてくれた方、感謝しております。

 

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