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2005年10月

2005年10月19日 (水)

日独国際シンポジュムでのこと

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 10月30日から2日間にわたって明治大学で、日本におけるドイツ年を記念して「日独国際シンポジュウム」が行なわれた。光栄にも、私も報告者の一人に選ばれた。しかし、このシンポジュムは学者のプライドが渦巻いていて面白かった。

 まず、大会の開会挨拶で、明治大学の高橋先生が日本語で挨拶し、引き続き同じことを書いたメモを取り出し、ドイツ語でも語った。これがことの始まりである。以後、ドイツ人と日本人が交互に報告するという形式で展開されて行くプログラムになっていた。

 基調報告で、一橋大学教授伊丹先生が、予想に反し(いや予想できたのだが)、突然、英語で報告をはじめた。さすが英語はうまい。このとき、明治大学の風間先生は少し戸惑っていた。非常に高いお金でドイツ語の通訳を雇っていたからだ。困った・・・・・とつぶやく。

 この伊丹先生の英語での報告に刺激を受け、学者魂に火がついてしまったのは、元横浜国立大学教授吉森先生である。語学の天才である。しかも、コーヒーブレイクで、私がパワーポイントを使うということを知ったので、急遽、発表内容を変更し、自宅から奥さんに英語用のパワーポイントをメールで送らせ、何と英語で報告をしてしまった。

 これには、多くの日本人研究者も驚いた。明治大の風間先生は高いドイツ語の通訳を使えず、頭を抱えた。後半に、発表を控えていた私も大変困った。もともと、みんな日本語で発表すると聞いていたからだ。

 急遽、発表を英語で行なうほどの英語力は私にはない。そこで、私も最初の挨拶ぐらいは英語で行こうとたくらんだ。しかし、挨拶ぐらいの英語ではインパクトがないと思い、はじめに昔習っていたドイツ語で少し挨拶し、続いて英語に移行し、最後に日本語で報告をするという作戦にした。

 成功したかどうか、わからない。しかし、大変な一日であった。疲れた。しかし、面白かった。

 

 

 

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